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またアメリカの高校で「一水空」!今度は中国の書き初め「春聯」とのコンビで教える

2023年1月26(木)、家から42マイル(67km) のSpringville 高校の中国語クラスで、<一水空と春聯>のコラボレッスンを教えて来ました。
 (*春聯:中国で、正月を祝うめでたい詩文を書いた赤い色の紙。門の両側や入り口の戸などにはりつける。)
三レッスン、合計70名ぐらいの生徒さんを教えました。
高校生たちに囲まれて、若い気をたっぷり頂きました!

ごく普通の公立高校ですが、彼らの中国語レベルにびっくりしました!
中国四川省出身の女性の先生は、授業中に全然英語を使うことがなく、
中国人同士で話すようなスピードで話しましたが、生徒さんたちは殆ど言葉を理解していたし、もちろん流暢に話しました。

この日に書いた春聯の内容は、私は一水空の四文字名前を下のようにアレンジしたものです。
上聯:天地人合 → 天地人合美 
四文字の春聯は殆どないため、「天地人合」に「美」の一文字足して、五文字の上聯にしました。
下聯:天地開通 → 山水木長青
下聯には、同じ「天地」だと重複して、「春聯」の対照格式に合わないため、漢字の意味を連想し、簡単に情景を浮か「山水木」を選び、自然界の生命を表すようにしました。
横批:合掌帰一 → 和心一家
そして、「横批」は、いま世界で戦争が起きているけれど、
合掌のポーズで”私達は同じ地球に暮らす大きなファミリーです”とで願いを込めました。
天・地・人が合体したからこそ美しい、
山・水・木が長く青々とした数々自然の命、
「平和の心で私達はすべてが一つの家族」として、「和心一家」。

この写真だと、「天地人合美」は左側に置くべき。

三つ言葉の意味を説明した後、ゆっくりの動きと深呼吸とイメージと、三点セットで高校生たちと行いました。

天地人合美
合掌のポーズ
世界はひとつ、平和の心を願って。

クラス全員で身体を動かした後、筆と赤い紙を配って、春聯に取り掛かります。

筆のもちかたから教えました。
筆を初めて持つ子もいました。
アメリカ人は鉛筆の持ち方は様々。筆の持ち方も一応教えましたが、また自合流になりやすい。

出来上がりました~ 生徒さんたちも、私も達成感がありました!

ユタ州の各学校で長年中国語を取り込む教育をしています。
これまで、いくつかの高校にボランティア活動で行かせて頂きましたので、教える先生によって、各中国語教室の雰囲気も色々あります。
この機会で、若者たちは話すと読み書きだけではなく、文化と風習も学び、体験する。
この日、旧正月を祝う勉強として、春聯を書いた後、中国の流行り歌を歌ったり、餃子を食べたりした授業内容でした。

餃子を待つ
上手に箸を使ってる!

高校で一水空を教えるボランティア活動を通して、
若者たちの求知欲と若い中国人先生たちの情熱に感動しました。
いま、中国とアメリカの政治的な関係は良くないのですが、この若者たちを見ると、将来お互いの交流と理解、彼らはきっと力を発揮します!

一水空を体験したい方、
毎週水曜日朝6時半~、30分のYouTub公開練習があります。
また、お気軽のZoomレッスンや各地の対面教室。
詳しくこちら https://yishuikong.com/


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