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4つ下の男の子にドキッとさせられた話

先日、友人に誘われハロウィンパーティーなるものに参加してきた。

まさか25にもなって仮装をするとは。仮装というよりコスプレなのだが。私と友人はビールの売り子のコスプレをすることにした。仕事のできる友人はリュック式のビールサーバーと衣装を早速購入し、私は当日用意されたものを身につけただけだったけど。さすが私の友人。

会場へ入ると、マリオやポケモン、女装、ピエロなどみんな思い思いの仮装(コスプレ)をしていた。女性陣は控えめに猫耳を付けている人が多かったから少々恥ずかしくなった。

と前置きはこの辺にしておいて、ここから本題なのだが。
会場にいた最年少の21歳の男の子と話していたとき。突然彼に「アオキさん、元カノに似てるんですよね〜」と言われたのである。「もしかして私のこと狙ってる!?」とキュンとするどころか、「お姉さんニートだからお金なんて持ってないよ〜」と変な意味でドキッとしてしまったのだ。4つしか変わらない男の子にそんな感情を抱いてしまった自分の老いにびっくりしてしまった。もうそんなおばさんメンタルなのか私は!あかん!まだ25じゃ私は!

さらに追い打ちをかけるように彼は自分の夢を語り始めた。“最年少で上場する”というのが今の目標なのだそう。なんて若いんだ!無知で無鉄砲で身の程知らずで、なんてキラキラ眩しいんだ!お姉さんはもう見てられないよ!


結局、彼の眩しさに耐えられず離席してしまった。若者を応援する中年社長の気持ちがなんとなく分かった気がする。いや、中年社長がどんなもんなのか知らんけど。自分のメンタル的な老いを突きつけられたハロウィンナイトだった。

トリックオアトリート、若さを取り戻すあめちゃんをくださいな。

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