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私が妻にしてやりたいこと①

妻が職場から疲れた顔をして帰ってきた。
社内のコミュニケーションの不足から、
仕事の負担が大量に降りかかってきたらしい。
帰宅開口一番、「ちょっと聞いて!」と。

 私「どうしたん?すごい疲れた顔してるけ
   ど・・」
 妻「欠員で、社員さんがロクな指示もでき
   んから・・」と
 私「それはすごい大変やったね」
 妻「そーやろぉ!」

聞いてあげたら、ちょっとスッキリしたのか、風呂に入りにいった。

どこの会社でも、しょっちゅうあることだから、大した内容ではない。
親身に聞いてあげて、思いを共有したいのかもしれない。

「聞く力」という本に、妻と夫のやり取りの中で、こんなことが書いてあった。
妻が
"私はアドバイスがほしいんじゃない。
ただただ、聞いてほしい"

のだと。

でもこれは、夫婦にとって
日常の大切な振る舞いだ。

大事なのは、
「後で聞くから」とか、
「ちょっと待って」とか、
言わないこと。
もっと大事なことは、
夫は、自分のことに汲々として、
妻に対して無関心にならないこと。

聞いてほしいのは、「今」なのだから。

「共に歩む」ならと、そう思います。


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