![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122075778/rectangle_large_type_2_3c0098f7f5072b724232b3f1c01cea29.jpeg?width=800)
ランニングの季節がやってきました
先日、東京に木枯らしが吹いたらしいですね。
私の住んでいる関西はどうだったのかいまいちわからないんですが、多分木枯らし程度には一気に気温が下がりました。
ついこの前まで時間帯によっては半袖でふらふら走りに出ていたのが、急にスパッツやらアンダーシャツやら要るようになり、面倒くささというか、アイテムが増えることの煩わしさを感じます。
しかし、そうです、冬が来たということは、走るための季節がやって来たということです。
汗でびしょ濡れになり、ぬるい空気に半ば溺れながら走っていたあの夏がようやく終わったということです。
いやぁ、夏、しんどかった…。
振り返っても、つくづくしんどかった。
(今年は怪我でまともに走れてないですが、それでも)。
早朝ランをする、スピード練習に集中する、タイムが出ないから開き直ってLSDにはしる…
と、どう工夫しようとも走っても走ってもタイムは伸びず、別の惑星にいるくらい身体が重く、”体力”というところとはどうも違うところにある気がする別の種類のゲージを早々に使い果たして”潰れて”しまい、果たしてこれは走力を上げることに繋がっているのかどうかも分からない。
何よりマラソン本番が遠く遥か彼方。
ある意味、週に何十キロも走り込む冬よりもしんどい季節だったかもしれない。
しかし、そうです、繰り返しますが夏は既に過ぎ去ったのです。
シーズンがやって来たのです。
木枯らし(らしきもの)後に走った15kmの走り心地がたまらなかった。
吸い込む空気が、冷たい風がぽかぽか温まる身体を冷やし、エンジンがオーバーヒートすることなく調子よく回転し続ける感覚。
走っても走っても身体の中でエネルギーがどんどん再生産されて、まだまだいくらでも走れるような予感。(その予感は勘違いであることもままありますが)
水も、高頻度にアホほどとらなくても良い。滝飲みですっ。と摂取し、何事もなかったかのように走りを継続する。
身体の声にしっかり耳をすまして、予想(目標)タイムをきっちり維持する理性的なランニング、鍛えられているという確かな実感のあるランニング。
そして本当に調子のいい時に限りますが、身体が温まるにつれその気もないのにどんどんペースが上がっていき、最後までもつのか若干びびりながらも中盤から設定ペースを超えてがんがんで走る、自分が自分の想像を越えてきた時の高揚。
これこれ、この感覚よ。
やっぱりランニングは冬でないと。
走りながら、なんだかにやけてしまいそうになり、すれ違うランナーたちに無性に声をかけたくなりました。
「いや~、今日はむちゃくちゃ走り心地好いっすね!」とか、
「ランニングの季節がやって来ましたね!」とか。
職場や、走らない友達に声をかけても全くピンと来ないでしょうが。
ランナーなら、たとえ全く知らない人でも「ほんとそうですね!」とにこやかに、自然と返事をしてくれそうな気がします。
[直近やった練習] (特にメッセージ性はない)
・5km×2 4'17''/km、4'15''/km (セット間休み…音楽2曲分)
・15km 4'41''/km
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?