僕とオートバイ

父がバイク好きだったこと、友人が中型二輪の免許を取ったこともあって、大学の時に中型二輪の免許を取得。社会人になって、竹内力デビュー作の「彼のオートバイ 彼女の島」のKawasaki W3の2気筒のサウンドに痺れ、大型二輪免許の取得を決意。無事合格し、念願のW650を購入した。

しかし、結局クラシックな乗り味に馴染めなくて、すぐに売り払ってしまった。あれから10年、岩手に来た僕はまたオートバイに乗りたくなった。ヤフーオークションで見つけたのは、1988年式のHONDA VT250SPADA。ホンダ伝統の熟成されたVツインエンジンは、40馬力を誇る。

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当時の広告には音速の貴公子アイルトン・セナ氏が起用されている。30年以上経っても、元気よく走る僕のスパーダは、高速走行も難なくこなす。二気筒の鼓動と高回転までスムースに回るエンジンが心地よい。次はどこに連れて行ってくれるだろうか。オートバイはロマンそのものなのだ。

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