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コロナに無症状で陽性になりました

巷で話題の流行り病「コロナウィルス」という奇病にかかり、2022年1月11日から1月22日まで自宅療養となりました。

無事にシャバに出れたので、その間の期間、どんなことがあってどんな対応がされ、僕がどんなことを考え何をやっていたか。
それを書き綴りたいと思います。

正直3行で終わるような内容かもしれませんが、時間はたっぷりとあったので、ビヨンビヨンに伸ばして書いていきます。
少し長くなるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。

そしてお気持ちでいいのでサポートしてください。
お金がないんです。

だってこちとら元気ぴんぴんの無症状での陽性判定だったのですから。

一部有料記事にさせていただきました。
とは言っても有料ではなくても充分なのですが、有料の部分は購入してくれた人だけが楽しめる内容を書いてます。
例えばコロナに対する本当の気持ちとか。興味ありましたら是非。

──

1月10日(月) まさか僕が

世間は3連休の最終日。そして成人の日。
おめでたいことと「明日から仕事かよめんどくせぇな」が入り混じった感情の渦めく日となりました。

僕は朝にバイトに向かいます。このアルバイト先とも長い付き合いとなりました。気づけば1番長く在籍しているアルバイトスタッフです。10年くらいになるのでしょうか。

思い出は俳優のミッキーカーチスと大喧嘩したことですかね。その話はまた今度いつかどこかで書きます。
いや、書けないと思うので聞きたい人は直接聞きに来てください。

朝の支度だけ終わらせ、その後劇場に向かいます。同期のお笑いコンビ・デニスの主催ライブ「デニスno寄席」にゲストとして呼んでいただけたからです。


こんな事になるとは思ってもいなかった時




この〇〇no寄席のお話は前回の記事で書いてあるのでそちらをご覧ください。

レモンと梅干しの謎


渋谷の劇場に向かう前に、簡易PCR検査センターに向かいました。
先述したバイト先から、検査を受けて来て欲しいとの通達があったためです。
僕が働いているところは、定期的に検査を受けさせていただけるところで、今回もまた同じようなことだと思い、劇場に行く前にちゃっちゃかぴと検査してくるかな。それくらいの気持ちでいました。

検査は唾液を採取しての検査でした。壁に貼ってあるレモンや梅干しの写真を見ながらきゅうっと唾液を絞り出します。
あれは本当に効果があるのでしょうか?
僕はあれを見るたびに馬鹿にされている気分になります。

そして検査キットに唾液を溜めます。
毎回思うのですが、少し大変だなと思うくらいの量を出させますよね?
それくらいではないと正確な診断ができないのだとは思うのですが。
その度にレモンや梅干しの写真がもう少し頑張ってくれたら……とも思います。

そして検査を終えて劇場に向かい、漫才をして家路につきました。

岩橋容疑者誕生


夜、僕は家でふにゃらかぱっぱとYouTubeを観ながらお酒をごくごくと飲んでいました。
久しぶりに二郎系のラーメンでも食いたいぜ。なんて欲望をアカボシマシマシTVで解消していた時のこと。1通のメールが届きます。

宛先は本日検査を受けたPCR検査センターから。
結果出るの早いな!なんて思いながらメールを開きました。するとそこにはこのような文面が書かれていました。


赤紙


え?陽性?

僕はしばらく固まってしまいました。
いやいやそんな訳が無い。だって僕は何も体調が悪く無いのだから。
元気も元気。それなのに陽性?

メールを隅から隅まで確認しました。
するとどうやら現段階では「陽性の疑い」があるとのことで、病院や医療機関での診断、検査を行ってください。との記述がありました。

なんだよ陽性疑惑って。いつの間にか容疑者になってんじゃん。
刑事さん、俺やってねぇっす。

ですが容疑者になってしまった以上は、身の潔白を晴らすために医療機関にて再検査をしなくてはいけないので、各方面にひとまず連絡を入れることにしました。
まずはマネージャーに電話をしました。

「あ、もしもし。お疲れ様です。あの〜実はですね、知らないうちに容疑者にされてしまいまして」
「お疲れ様です。え?あ、はい。え?」
「コロナ陽性の疑いがあると」
「え!?まじっすか?え?」

マネージャーはかなり驚いていました。
そりゃそうなのです。だって僕、元気なのですから。

「ひとまず検査は朝すぐに受けていただいて……明日の出番はとりあえずバラシになります」
「えぇ〜。僕元気なんですけど」
「容疑が晴れていないのに釈放するわけにはいかないですから」
「も〜」

というやりとりをした後に、相方の佐竹さんにも連絡をしました。

「もしもし。夜遅くにすみません」
「はいはい」
「めちゃくちゃ赤ちゃん泣いてますね」
「そうなのよ。今何やっても泣き止まないゾーンに入っちゃって」
「ご報告がありまして、どうやら僕がコロナ陽性疑いというものになったらしく」
「え?何それ。疑いって何?初めて聞いたんだけど」
「なので明日病院で検査しなきゃいけなくて。で、明日の出番とかが無くなるみたいです」
「あ〜そうなんだ……とりあえず了解。でもさ、なんでそれがわかったの?」
「それがですね、バイト先で受けてきてと言われて受けたのですが、無症状で元気ぴんぴんなのに陽性の診断が出てしまいまして」
「うわ。最悪じゃん。まぁでもどうなったかわかったら教えて」

ここで相方の佐竹さんには本当に申し訳ないなという気持ちが溢れてきて、僕は床にへたり込んでしまいました。
何故僕は元気なのに。こんなにも元気なのに、コロナ陽性の疑いをかけられ、仕事を休まなくてはならないのか。
僕は身の潔白を晴らすために明日病院へ向かうことにしました。

容疑者のまま終わってたまるものですか。


次回に続きます。


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