見出し画像

冬場の血圧上昇にご注意を

 自己の血圧の認識は 医者に通院している方でないと なかなか気づきにくいものです。

 通院している方ならご存知ですが 通院した時 必ず血圧測定をすると思います。 それくらい 血圧の数値は大切なものだと感じます。

よく 高血圧に気をつけつけましょうと聞きますが、日本では 約4300万人 患っていると推定されています。

 高血圧になると 血管が高い血圧によって、血管内内側 が傷つき、コレステロールの塊(プラーク)ができます。 そこにカルシウムが沈着して 石灰化を起こし、動脈が硬くなります。
それを 「動脈硬化」といいます。

 動脈硬化は血管が詰まったり、破れることで
 臓器の壊死を起こします。

 血管が破れたり詰まったりして、脳卒中、脳梗塞、心臓部の 狭心症、心不全といった 命に関わる病気の原因になり、 はじめは高血圧から始まっていたということが多いそうです。また 糖尿病に高血圧が合併すると、インスリン抵抗性が強まって血圧を上昇させるため、血管の壁を傷 つけて動脈硬化がより速く進行し、心筋梗塞や狭心症、脳血管障害などの大血管疾患を起こす危険 性が増加します。また、糖尿病腎症や糖尿病網膜症などを悪化させる可能性もあります

 高血圧を放置すると 、高血圧と動脈硬化はお互いに悪化させ合う関係にあります。
 そのため 積極的な改善が必要になります。

血圧の基準値は

  130 /  80 mmHg (収縮期血圧130、拡張期血圧80)

となっています

※ 心臓が縮まって血液を送り出すときの血圧は収縮期血圧、心臓が膨らんで血液をためているときは、拡張期血圧といいます。


 よく 上は130 下は80と 約されています
ね。


これ以上の方は 基本 改善が必要な方になります。

また  140 / 90 mmHg 以上の方は
かかりつけ医に相談してくださいということになっています。

さらに 180 /  110 mmHg 以上の方は
降圧薬による治療が必要な方です。


高血圧になる原因はさまざまあり

甘いものの取りすぎ、運動不足、過度のストレス、酒の飲み過ぎ、肉ばかり食べる、寝不足、煙草の吸い過ぎ、疲労、甘いジュースを取りすぎる、

などあります。

また ミネラルやビタミンの欠乏が原因になります。


 冬場は血圧が上がる傾向があります。寒くなると全身の血管が収縮することで、血圧が上がりやすくなるからです。
 体温を維持しようとする働きや、運動の機会が減ることによっても血圧が上がりやすくなるのです。
 逆に、気温が高い場合には、血圧は下がる傾向にあります。

合わせて冬場は気をつけたいですね。


まずは 自己の血圧を測り、 高血圧かどうかを確認することが 大切になってきますね。

 高血圧は無症状で経過することが多いために放置されがちですが、合併症を予防するためにも早期から意識し治療を行うことが重要です。

 高血圧は多くの場合、日常生活の乱れが原因となるそうです。難しいですが生活スタイルの是正をすることが大切になっていきます。

 高血圧になる一番多い原因として塩分の取りすぎがあげられます。
 塩分をとりすぎると、血液中の塩分濃度が上がるため、私たちの体内ではその濃度を薄めようと、血管内の水分を増やす働きが生まれます。 結果、血管内を流れる血液の量が増え、細かい血管にかかる圧力が高まることで血圧が上がると言われているからです。

 適度な運動や塩分を控えた食事、禁煙、適正体重の維持などを心がけが重要になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?