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2023年9月 21冊中印象に残った本



9月読んでよかった本

こんにちは、
9月は21冊本を読むことができました。
1か月前から小説や気になる好きな本も積極的に読むようにしております。今回はその中から特に印象に残った5冊を紹介したいと思います。


しあわせ仮説


この本は道徳心理学の権威であるジョナサン・ハイトさんの1番最初にヒットした本です。
幸福とは何かを心理学や哲学・宗教など様々な観点から研究結果をベースにまとめてくれているありがたい本です。
結論から申し上げると「幸福とはあいだから生まれる」という主張で、やっぱりそうだよな~と幸福に関する認識が強くなりました。
ちなみに、「あいだ」とはプロセスのことで、ハイトさんの新書から考察すると「つらいこと」や「厳しいこと」もあいだになるので楽だけを追求しちゃいけないんだぁと思う所存です。

依存症の人を治療に向かわせる CRAFTの本: 家族としての“あり方”“接し方” (心のお医者さんに聞いてみよう)


この本はタイトル通り心のお医者さんが、依存症患者のパートナーに対して対策やテクニックをまとめてくれているありがたい本です。
特にこの本の中にあるコミュニケーションテクニックは日常生活や仕事でも充分に使える内容なのでどんな人にもおすすめです。


ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)をはじめる セルフヘルプのためのワークブック


この本はACTの創設者である、ヘイズさんのワークブックです。
2年間かけてやっと終わりました。笑
ACTとは、「感情や思考を可視化して価値観に基づいた生き方をしようぜ!」みたいな感じでワークブックだと実際に書き出しますのでいい感じにまとめることができます。

パパ活女子


漠然と「パパ活」というワードや内容は知っていたのですが、深くは知らなかったので勉強として読んでみました。
自分が思っていたよりも裏側は深く、心が重くなるような内容でした。
定期的にこういう本を読むと自分の生活がどれくらい恵まれているかを実感できます。

「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か


この本はパパ活と同じようにワードや内容は知っていたのでさらに深堀をしたくて読んだ本です。
結論から申し上げると「推し活は自分の貢献感覚を活性化させるのでいいよ!」みたいな感じです。推し活の対象としてはアニメやアイドルなので、現実的に付き合ったりデートすることは難しいですが、人間は現実よりも物語を重視する生物なので、推し活に浸ることに共感できました。

視床から視覚皮質に向かう情報(現実)の経路より、高次機能(物語)から視床に向かう経路のほうが10倍も多いという事実です。言い換えれば、私たちの脳の構造は、網膜からインプットされる生の情報よりも、高次機能が作った"物語"を格段に重視する設計になっています。その結果、私たちはときに現実のデータを無視して、"物語"のほうを真の現実として採用することがあります。

鈴木祐さん 無 より一部抜粋

ちなみに私はパレオさん推しです。笑


以上、9月読んでよかった本の紹介でした。皆さんもぜひ読んでみてくださいね。それでは、また次回お会いしましょう。


コーヒを奢ってみる