博報堂生活総研のレポートのまとめ！オンラインの友達・お歳暮・個室について

2023年10月31日 13:18

こんにちは、
今日は博報堂生活総研による2年に1度の定点調査のまとめを読んでみました。このレポートは30年分の生活者観測データ約1,400項目を無償公開しているので、マーケティングなどの予測に参考になると思います。

このレポートでは、いろいろな視点で「過去最高」とか「過去最低」などをまとめてくれています。今回はその中から、私が興味深く感じたものをいくつか紹介したいと思います。

過去最高のもの

過去最高のものはこれから増加し続ける傾向があると思うので、産業であればニーズもあるし、人々の動向もつかめるかなと思います。以下はその例です。

オンラインだけの友達・知り合い：スマートフォンの普及によって、オンラインだけの友達や知り合いが増えています。2022年には、オンラインだけの友達・知り合いがいる人は全体の約4割になりました。これは2006年の約1割から大きく増えています。オンラインでコミュニケーションを取ることが当たり前になってきているので、まだまだ伸びしろがあると思います。今後はオンラインだけでなく、オフラインでも会えるようなサービスやイベントが増えるかもしれませんね。

行列に並ぶことへの抵抗感：これはスーパーだけではなく、ラーメン屋とかの行列に対する耐性がついてきているのかなと思います。2022年には、行列に並ぶことへの抵抗感が低い人（「全然気にならない」「あまり気にならない」）が全体の約6割になりました。これは2010年の約4割から大きく増えています。一方で、オンラインの接続の待ち時間は2秒も待てないらしいので、全ての待ち時間を我慢するわけではないんですね。今後はオフラインでもオンラインでもスムーズにサービスを受けられるように工夫していきたいですね。

AI（人工知能）への期待感：AI（人工知能）は今や私たちの生活や仕事に欠かせない存在になってきています。2022年には、AI（人工知能）への期待感が高い人（「非常に期待している」「やや期待している」）が全体の約7割になりました。これは2018年の約5割から大きく増えています。AI（人工知能）は私たちに便利さや効率化をもたらしてくれますが、同時に倫理的な問題やセキュリティー上のリスクもあります。今後はAI（人工知能）をどう使っていくかが重要になってくると思います。

過去最低のものは今後も減り続ける傾向があるので、縮小傾向かなと思います。なので、逆に伸びしろを考えたり縮小するところには下手に介入しないほうがいいのかなと思いました。以下はその例です。

お歳暮を送る人：お歳暮は日本の伝統的な風習ですが、最近は送る人が減っています。2022年には、お歳暮を送る人は全体の約2割になりました。これは2008年の約4割から大きく減っています。おそらくプレゼントも多様化しているので、お歳暮だけではなく様々なものに散らばったのかなと思います。今後はお歳暮を送る人に対して、より感謝や思いやりを伝えられるようなサービスや商品が求められるかもしれませんね。

個室を希望する人：リモートワークなども増えて、個室の需要が高くなりましたよね。2022年には、個室を希望する人（「個室があればいい」「個室が必要」）が全体の約7割になりました。これは2016年の約8割から少し減っています。個室はプライバシーを保つことができますが、同時に孤立感やコミュニケーション不足も生じます。今後は個室と共有スペースのバランスを考えたり、オンラインでもコミュニティを作ったりする必要があるかもしれませんね。

服装にこだわる人：私もユニクロ&黒いコーデなので、服装にこだわっていません。2022年には、服装にこだわる人（「非常にこだわっている」「ややこだわっている」）が全体の約3割になりました。これは2010年の約4割から少し減っています。服装は自分の個性や好みを表現することができますが、同時に手間やコストもかかります。今後は服装にこだわらない人に対して、よりシンプルで機能的な服やアクセサリーが求められるかもしれませんね。

私はこのレポートを読んで、自分の生活や仕事に関連するところを見つけてみました。以下はその例です。

オンラインの友達はこれから浅く広く増え続けていくと思うので、今の家から浅く広い関わり方を実践してトライ&エラーしていきたいです。例えば、オンラインで気軽に話せるコミュニティやイベントに参加したり、オフラインでも会えるような友達を作ったりしたいです。
お歳暮を送る人が減っているので、逆にお歳暮をお世話になってる人にあげたいと思いました。例えば、家族や親戚だけではなく、仕事でお世話になっている人に感謝の気持ちを伝えたいです。例えば、先輩や同僚やクライアントなどに、お歳暮ではなく、オリジナルのプレゼントやメッセージを送ったりしたいです。
- 個室を希望する人が多いので、自分も個室で仕事をすることが多いです。でも、たまには人と話したり交流したりすることも大切だと思います。例えば、オンラインで定期的にチームミーティングやカジュアルトークをしたり、オフラインでランチや飲み会をしたりしたいです。

そんな感じでまとめてみました！！
学びも多いと思うので、ぜひ原文も辿ってみてくださいー

コーヒを奢ってみる