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中長期的にテレワークする場合に大事だなーと思ったのはBYOBとBYOD、その1、BYOB編

そろそろコロナ外出自粛が解除になる雰囲気はありますが、GAFAMはじめ、外資だったり、コロナ後でも在宅勤務を推奨するところもでてきてますよね。仮に、在宅勤務がつづくとした場合、こうなったら困るなー思う事がありました。それは

支給されてるパソコンが壊れたら何もできなくなる~~

勤めている会社では、支給されているパソコン以外は仕事で利用できません。そういう会社、少なくはないと思います。ブラウザでメールくらい読めれば良いのに、それすらできません。確かに、パソコン壊れても、スマホがあので最低限のことはできるけど、実際に壊れてしまったらどうするの?という不安があります。もし、個人ユースのパソコンがあるのであれば、それを活用したいと思うのは普通だと思います。そこで情報システム部の方々に提案。

まずはBYOB(Bring Your Own Browser)
(以前も記しましたが)Office 365(あらためMicrosoft 365)かG Suiteを利用しているのであれば、まずは、VPN配下でなくても、ログインできるように設定すること。そうすれば、一部のネイティブアプリケーションが必須な作業以外、メールの読み書きやオンラインストレージも含め、クラウド上で実施していた作業のほとんどが可能になります。ここで重要なのが、インターネットから利用できる認証基盤ですが、

でも綴ったとおり、Office365やG Suiteが認証基盤になってくれるので、BYOBの実現は、敷居は高くないはずです。

IT部門の担当者としては

個人利用PCが安全かどうか不安

とおもわれるかもしれませんが、個人利用のPCの方がアプリケーションの自動更新がされていることが多いので、最新ブラウザを使っている可能性が高く安全です。企業内では、最新ブラウザでのアプリケーション動作検証が行われるまで、古いバージョンが社内の標準ブラウザに設定されていたりすることもあるのですが、本来その方が危険です。

そもそも、Office365は、すでにTLS1.0/1.1をサポートしていないので、古いブラウザは使えない状況になっています。(G SuiteのサポートTLS1.0/1.1のサポート終了情報はみつけられませんでした[2020年5月19日現在])

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/troubleshoot/administration/tls-1.0-and-1.1-deprecation-for-office-365

その時点で、Office365を利用しているのであれば、BYOBの場合、少なくとも、TLS1.2サポートのブラウザを利用していることが保証できます。

また、ブラウザの場合、ユーザーが明示的に操作しない限り、ローカルリソースにアクセスできないので、万が一、Windows7などサポート切れOSを利用していても、ブラウザだけの作業であれば、安全を保つことができます。


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