新日本プロレス観戦日記 2019年5月8日
福岡でのレスリングどんたくに向けたシリーズが終わってお休み週。来週から始まるベストオブスーパージュニアのブロック分けが発表された。
(日本の?)プロレスでは大きく2つの階級に分かれていて、100キロ未満のジュニア級と特に制限のないヘビー級がある。ジュニアな体重な選手でもヘビーの試合に出ることはできるが、ヘビーの選手は当然ながらジュニアの試合には出ることができない。ベストオブスーパージュニアはその名の通り、ジュニアのTOP選手を各所(海外含む)から集めた大会で、2つのブロックによるリーグ戦を行い、各ブロックの勝者が優勝決定戦を行う方式になっている。今年は全20選手が出場するので、一人当たり9戦を行うことになる。ここまで参加人数が多いとシリーズの期間も長くて追っかける方も少し大変。今回は全15日で、全て新日本プロレスワールドというストリーミングサービスで配信されるので見ようと思えば全部見れてしまう。主要なカードは全部見ることになりそう。
今回のブロックの振り分けを見ると、ややバランスが悪いなーという感じがする。というのも、Aブロックに優勝候補が固まりすぎかなぁと。Aブロックには現IWGPジュニアのチャンピオンであるドラゴン・リー(メキシコのCMLLという団体の選手)、前チャンピオンの石森太二、アメリカの団体ROHでチャンピオンになったマーティー・スカル、去年ドラゴンゲートから移籍して活躍してる鷹木信悟辺りはブロック分け関係なく、そもそもの優勝候補という感じ。一方のBブロックはNEVER無差別級のチャンピオンにもなったウィル・オスプレイが本命で、先日のマディソン・スクエア・ガーデンでの試合でタイトルマッチに出たバンディード(これもCMLLの選手)も絡んで来るのかなぁという感じはあるけれどそこまで人気あったっけ?というところ。海外選手に疎いので評価がちょっと分かっていないところがある。あとは一応最後に追加されたエル・ファンタズモは割といいところまではいくはず。ということで、Aブロックの日は好カード連発!という感じなのだけど、Bブロックはうーん…という感じが否めない。なので、最後の優勝争いはここに名前を上げた選手同士でやって、6.9ドミニオンでたぶん組まれるであろうIWGPジュニアのタイトルマッチはドラゴン・リーと優勝者でやることになるのだと思う。
あとは、この辺りの人たちの処遇はどうするのだろうなというのはROPPONGI 3KのSHO、YOH、ロッキー・ロメロと、鈴木軍の金丸義信とエル・デスペラード。この辺りがどれぐらい勝ったり負けたりするのかで今後の雰囲気が決まってきそうだなぁと。
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