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バーチャル Field work@美波町

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オンラインを使って、徳島県海部郡美波町にフィールドワークに行っています。その成果として、美波町に纏わるコンテンツを作成することにしました。各チームの成果を残しておきます。
運営しているクリエイター

#サテライトオフィス

参加チーム募集:バーチャルフィールドワーク2021@美波町

背景: 2020年から、社会が大きく変わりました。原因云々は、もうどうでもいいでしょう。ただ注目したいのは2点あります。まずオンラインでも大抵の社会活動は上手く出来てしまうということ。一説には、社会人のタスクの8割ほどがコミュニケーションだと言われています。今までは、時間を掛けて会いに行き、対面で話をするのが、その典型でした。「電話では失礼ですので」、とかしばしば聞いたセリフです。  でもやってみれば、オンラインでも出来てしまうわけです。授業も、その本質は情報伝達を中心とした

女子大生による徳島県美波町と千葉県市原市加茂のIT環境比較

初めに本記事は筆者のゼミで勉強したことを踏まえ述べたものである。 「美波町は現在サテライトオフィスに力を入れている。」この言葉を聞いても筆者は本当にそうなのかいまいちわかっていなかった。今回は比較対象である、都会に近い過疎地の市原市加茂地区と比較もしながら実際そうなのか、引用など交えながら美波町のサテライトオフィスについて、そして、どうすればより多くの都会の人々が東京から遠い美波町に移住したくなるのか考察していきたい。 (2021年7月6日の情報です) 1.サテライトオフィ

にぎやかな過疎の町 美波町のサテライトオフィスについて

私は、ゼミの研究で地方創生について学んでいる。地方創生とは、これからの社会は少子高齢化が今日よりも深刻化し、地方の人口は減少するといわれている中で、少子高齢化の進展に歯止めをかけ、東京都を含む首都圏一極集中の是正を行うためにそれぞれの地域で住みよい環境を確保するという動きである。ゼミでは、徳島県の美波町という小さな過疎地を取り上げ、地方創生の研究を行った。特に、徳島県の美波町を調べていく中で私が最も興味を持ったサテライトオフィスについてこれから述べていこうと思う。 1. 徳

美波町を通して学んだこと

1.地方創生ってなんだろう 実は美波町のプロジェクトが始まる前は地方創生は過疎地域の人にしか関係のないことで、”地方創生”に興味のある人が関わるものだという印象があった。地方創生と調べても、曖昧な言葉で結局地方創生の実態はつかめなかった。 少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくことを目指すものです。 北陸財務局HP 地方創生

漁師町美波町のこれからの姿

 美波町は、徳島県南部に位置する太平洋に面した6433人(2019年6月)ほどの小さな町である。少子高齢化が著しく進行している過疎地であるが、町のキャッチフレーズは「にぎやかな過疎の町」田舎に賑やか要素なんてあるのかと半信半疑に思いながらも美波町について学んでいく中で、美波町のここ10年以内の大きな変化として「サテライトオフィス」の存在があることに気付いた。本記事においては、美波町におけるサテライトオフィスの役割や今後のなどについて他の地域と比較しながら述べていきたい。 サ