プロモーション日記

【プロレスリング・ノア】2019.11.2両国国技館大会のTwitter総インプレッション数は通常の約7倍の150万だった。実施したことは準備とアドリブ。

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11.2両国大会はプロレスリング・ノア年間最大のビックマッチ

昨年の11月2日、両国国技館大会でプロレスリング・ノア年間最大のビックマッチが開催されました。チケットも上々の売れ行きとなり結果、5523人(満員)のお客様にご来場頂きました。この数字は前回大会の両国を超えるものでした、ありがとうございました。
そしてこの日、Twitterでの1人の総インプレッション数(ツイートが表示された回数)が約150万という過去最高の数字となりました。そして、これは通常の約7倍の数字になります。
これはただ闇雲にツイートしていたわけではありません。当日行った施策を公開したいと思います。
※ちなみに後楽園ホール大会があると約2倍~3くらいまでには跳ね上がります

ゴール設定と施策2つ

1.ゴール設定とコンセプトを決める。

当たり前のことなんですが、ゴール設定は必須だと思っています。それも「盛り上げる!」とかフワッとした目標ではなく、明確なものがほしかったので「日本のトレンド入り」というという目標にしました。もっと明確にしても良かったんですが、わかりやすくチームで共有するためこれにしました。ゴール設定をすると、やることが見えてきます。

この11月2日近辺ではDDTプロレスリングさん、大日本プロレスさんも同じ両国国技館で開催してました。DDTプロレスリングさんは動画配信サービスも行っており、多くの方がリアルタイムで視聴することが出来ます。
ノアはインターネット配信はYoutubeしか行っておらず、この日リアルタイムで見れるのは会場に来てくれたお客様だけです。
この条件の中、私達は「トレンド入り」という目標と「会場にこれないお客様がインターネットでこのイベント楽しめる」をコンセプトに当日運用することにしました。

2.施策2つは「準備」と「アドリブ」

まず、この日に向けて予め1日のツイートをすべて作りました。「会場にこれないお客様がインターネットでこのイベント楽しめる」をコンセプトに朝起きて、おはよう~おやすみまで実況ツイートを予め作りました。
数にして約60ツイートくらいです。このイベントを1日通して楽しんでもらおう!という試みからです。

「必ず発生するもの」は事前にリスト化して表にしていました。
こうすることによって当日文章を考えたり、アタフタすることが軽減されます。例としては下記のようなものがあります。

もう一つはアドリブです。イベントとは生物であり、何が起こるかわかりません。これがイベントの醍醐味であり楽しさでもあります。上記の準備を行ったことにより、このアドリブに時間がかなり避けます。そうすることによって試合の映像もしっかりカメラに抑えられ、熱をインターネットを通じて伝えることが出来ます。

この日は生放送はないので、試合の雰囲気をいかにインターネットを通じて伝えるのかを考えて、ダイジェスト的にツイッターで実況しました。
選手入場~試合~バックステージコメントまで投稿し、ノアの両国で起こっていること!を伝えることが出来たと思っています。

まとめ

目標を決めて、コンセプトを決めて、そしてそれに沿った施策を実施していく。当たり前の事を当たり前にやることによって、この結果が出たと思います。


この内容については以前スポーツウォッチャーさんで取材して頂いたときにお話したのですが、時間の関係上カットになってしまったので今回こうして公開することにしました。

昨年のうちに書こう書こうと思っていたのですが、年があけてしまいました。今年もnoteに色々書いて行きたいと思ってます。

今日は2020年の1月4日です。今日明日とプロレスリング・ノアは後楽園ホール大会があります。チケットは前売り完売、両国と同じように生放送はありません。会場の熱をインターネットを使った伝えていきます。