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Road to ”note創作大賞2024" その4 ~記事の構造の分析を進めた結果~

先週の記事。

先週までのおさらい。

  1. 最初に応募要項を読み、ビジネス部門の選考会社さんの情報を調べてみました。

  2. 大まかなスケジュールを決めました。5月中に記事の構成を勉強して、6月中にテーマと中身を決定、7月に執筆と応募します。

  3. オンライン記事の構造を分析して、自分の記事に役立つことはないだろうか?

今回は、先週の内容を受けていろいろな記事を分析した結果。

いきなり結論:ビジネス記事は「事実」の積み重ねで作られる

意見は最後にある場合もあれば、事実だけで最後まで、という記事もありました。よくビジネス系の記事で言われる「独自の視点」って意見のことかな?と思っていたのですが、事実の積み重ねだったり、事実そのもの(自分の経験)の独自性みたいです。
考えてみたら当たり前。こういう公的な記事は「情報の正しさ」が大事。それを再認識しました。

調べてみた記事と事実の積み重ね方

先週紹介したこちらの記事。統計データを出発点に、読者の共通認識を巧みに積み重ねていました。

PRESIDENTの読者は特に最近の韓流を知らない(私も紅白で「New Jeans」が出てた、程度しかしらない)ため、背景の説明から事実を積み重ね、徐々に核心に入る、という手法の記事。最初の記事に近いですが、事実として世に出ている「記事」をそのまま積み重ねているため、解釈に異論が入りうる統計よりもストレスフリーで読みやすかったです。

こちらは「獣医病理医」さんが遭遇した実例を並記して、事実を積み重ねています。職業に特徴のある記事では効果的な方法です。

他にもいろいろ記事を見てみましたが、目について読みやすかったのはこんな感じでした。

「事実」の種類

他にもあるかもしれませんが。

アンケート、統計

最初の記事で使っていたものです。例では自身のアンケートでしたが、他人のアンケート、もしくは政府や国際的な統計の分析、というのもあります。
ソースが公的なものであるほど独自の視点と分析力が試され、かつ一定の批判や反論を覚悟する必要があるかもしれません。

記事、もしくはメディアから発信されたもの

「〇〇のニュースによると」「△△の記事によると」といったものは(メディアの中身にもよりますが)記事に権威を持たせます。
これは論文を書く読者の方にはなじみ深いかもしれません。特にレビュー論文はどれだけ他者の論文(意味があるもの)を引っ張ってこれるか?というのがカギになります。
アンテナの高さと普段からの情報整理が重要です。

実験、自身の経験

権威は上の2つに劣りますが、頭の中だけの話を発信するよりも信用性があります。
こちらはいかに証拠(写真、データ)を出せるかがカギになります。少なくとも「私の経験」を「読者との共通認識」に変えないといけないので、何かしらの創意工夫が必要です。

PREP法との関係性

「最初に結論を書くと伝えやすい」を体現しているのが、記事冒頭の紹介文(「リード文」と言う?)です。
ここで

  • 誰誰が話しますよ~

  • 何について話しますよ~

  • 誰誰と話す内容との間にはこんな関係がありますよ~

を持ってきて、「結論」ではないまでも、読者に記事の内容を認識してもらう、という役割を果たします。

最後にお知らせ

ここまでの内容を使って記事を1本作ってみました。明日投稿&応募します。
木曜日に投稿した記事を自分で解説して、来週から新章に入ります。

ということで最後に応募方法のおさらい。

  • 「創作大賞2024」と「ビジネス部門」をハッシュタグにしてつける

  • 投稿したら、確かに参加できているかチェック


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