見出し画像

入院をして分かった早急に手を付けた方が良い、心の落ち付け方

どうも。
糖尿病の値がとても、悪くて検査及びに指導入院をしております八神です。

普段は制作のお仕事をしているのですが、あまりに不規則な生活や食生活が祟ってしまったのか、糖尿病が原因で約2週間の入院をする事になりました。

今回のNoteも病室から書いているのですが、他動的な生活を送っている自分からするとこの入院生活というのは「成人してから初の本当に休むしか出来ない長期休暇」となりそうで、
ちょっとでも有意義に過ごす為に、暇潰しの道具は沢山持ってきました。
これで入院生活をエンジョイするぜ!と思っていたのですが……。

そんな上手く事が進む訳ありませんでした。

入院生活は望んだお休みにはならない

入院生活は原則として、監視されながらの生活です。

外来のお客様との、兼ね合いを常に測りながら検診が入るのでスケジュールをしっかりと建てる行動を取るのも難しいです。

病院によってルールは大きく異なるかと思いますが、私が入院している病院では外への散歩も推奨はされていません。
そのため誇張表現などではなく、太陽の光を直接浴びることも外の空気を吸うこともままならない状況です。

こうなってきてしまうと気分転換などもすることができず、あたりを見回しても同じ風景がずっと続くので間違いなく精神的に蝕まれていきます。
ベッドがあるから休めばいいと思っても、看護師さんのバイタルチェックが存在するため寝ている途中に起こされて体調について聞かれる。なんていうこともざらに発生してしまいます。

私の趣味に麻雀があるのですが、やはりですが近年だとオンライン対戦が主流であり楽しんでいたとしてもバイタルチェックから逃れることができないため途中でなくなく中断をする。と言うことも多く発生しました。
しょうがないんですけどね、看護師さん達もお仕事ですから。

ただこのようなことが毎日発生すると間違いなく自分のいる場所に嫌気がさしてきます。
そうなってくると持ち込んだたくさんのおもちゃも、本やツール達も
使いたいから使っているわけではなく、それぐらいしかやることがないから致し方なく使っている状況となってしまい、
それで遊んでいること自体が入院と言う事実と向き合う結果になってしまうので何をしていても、精神的に滅入る。
という事が発生してしまう事が多くあります。現状もです。

しかしながら入院してから圧倒的に血糖値が下がってきてくれており先生や看護師さんたちのおかげで間違いなく体調は良い方向に向かっています。そうなったときにやはりではありますが体調も良くしたいですがメンタル面的にも落ち着けたいと考えました。

色々あるけど、一番は「帰りたい」

入院生活を1週間ほど送る中で最初は食事制限に辛い経験でした。
今までと食べている量も明らかに異なりますし、味付けに関しても全体的に薄い状況。
あれが食べたいこれが食べたいと、食に関する欲求がどんどん高まっていくのを感じます。
しかしながら人間とは不思議なもので、数日もするとそんな食事でも楽しみになってきます。
食べられないよりは、食べられる方が嬉しいと感じるのか、献立表を見ながら次の食事を心待ちにしている状況です。

食生活については正直に申し上げると上にも下にも、振れる事が出来るんだなと言う事を強く感じていて、
これについては人間の順応性にただただ驚くばかり。
確かにご飯が足りないなって思った時にちょっと病院内コンビニでつまみ食いしたいな……とか感じる事はあるのですが、
退院を少しでも早める為の一番良い方法は間違い無く、「先生の言う事を聞いて尚且つ退院した後も大丈夫」という信頼を
勝ち取る事が最優先なので、その欲には今の所、何ら問題無く勝てています。

しかしながら、唯一勝てないのは。
「非日常から日常を取り戻す」という事。
自宅にもどれば、良い環境のデスクがあり、ゲーミングPCがあり、嫁さんがいて、ワンちゃんがいて。
そんな生活は絶対に病室では取り戻せません。
嫁さんが気を遣ってくれて、写真を良く送ってくれるのですがその写真はどこか「現実離れ」しているというか、
「自分が今居る世界とは異なる世界から送られてきた物」と認識してしまう自分がいます。
病室と外はあまりにも世界が異なりすぎる……。

今いる場所が外の世界と違うと思えば思うほど、間違いなくメンタルが悪化しているのを痛感します。
どんどんやる気がなくなっていることを感じるし、明らかにモチベーションが低下していることも痛感します。

ただここで感じたのは、メンタルの低下を放置してしまうと退院した後に前のパフォーマンスを発揮することができるのかと言う不安です。自分は性格上せっかちで多動性のような男だったのでこの状況はあまりにも好ましくありません。
じゃあどうすれば良いのかと言うことを考えました。
1番帰りたい場所は自宅。そして自分の部屋です。
そっか、自分の部屋に帰りたいのか。

よし、病室を自分の部屋にしよう。

自宅の環境に寄せる事で、不満を無くす

自宅からキーボードとマウスを持参。更に外部ディスプレイを追加。
キーボードの埃は男の勲章。気にしない。

最終的に私が選んだ判断として、
MacBookPro14インチを現在使っているのですが
数日であれば14インチのMacBookでも問題ないのですがさすがに長期間になるとモニターの小ささが気になってきました。
仕事柄外部ディスプレイも使うはずなので、まずは18.5インチの外部ディスプレイを購入しました。
モニターの繊細さは、そこまで高いモニターでもないので希望通りと言うわけにはいきませんが、
ノートパソコンに向かい合っている。と言う感覚は外部モニターを挟むだけでも非常に軽減することを感じました。

また自宅ではHHKBStudio(キーボード)を遣っているのですが、ひとつ前のモデルが倉庫に眠っている状態だったので、
こちらも病室に持ち込み。更にMXErgoというトラックボールマウスも、使っているマウスをそのまま持ち込みました。

ベッドから机に向かおうと思った際に、今まではMacBookが置いてあるだけの机に向かっていたのが、
キーボードマウス外部ディスプレイを揃えたことによって、ちょっとだけ自宅の環境に近づきました。
仕事効率自体もかなり向上するのですが、何よりもそこに向かうまでの倦怠感のような物がかなり拭えた気がします。

自分のパフォーマンスと言うのは自分の体からのみ発信されるものではなく、
自分がどういう環境で働いているのかという、ロケーションやフィールドも非常に重要であると言うことを今回の入院で強く学びました。
できることであればもう二度と入院はしたくないですが、万が一入院をしなくてはならないとなってしまったときのために、
どのように病室に自分がパフォーマンスを発揮する事が出来る環境を揃えるのか?
という事も大きな、要素になると思います。

いつもの場所じゃないからこそ、いつもらしく

どれだけ対応が出来るか?
という点については、病院などの方針もあるとは思いますが、
やはり入院をしてみて「非日常」からの脱出がどれだけ出来るかが鍵である事を痛感しました。

初日などはかなりメンタルがやられてしまった物の、現状としては、
仕事も遊びも徐々に出来るようになってきて、安定し始めてくれているのかな?と思ったりしている所です。

でも、何よりも一番大切なのは。
【普段から無理しない生活を心がける】こと!!
体調を崩したりしてからでは遅いですし、後悔先に立たずという言葉の通りで「マイナスを取り返すターンは明らかに人生において無駄な時間」です。
常に「プラスであり続けるにはどうしたらいいのか?」を検討している方が圧倒的にQOLが向上すると思います。

家庭でお仕事出来る方などもそうですが、
基本的には体調管理に気を付けていきましょう!!
あと。最後に格言。

「入院中。ブロッコリーとカリフラワーが嫌いな人は発狂するぞ」

以上です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?