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#26 春のからだ

昨日は、春にオススメの食材や調理法について述べました。

今日は、春のからだについて書いてみます。
冬から春になって暖かくなると、帽子をまず外しますよね。次にマフラー。そして最後にコートを脱いでいきます。

人の体も同じで、後頭骨がまず開き、次に肩甲骨、そして最後に骨盤が開いていきます

整体で習ったのは、梅が咲くころに後頭骨が開きます。
桃が咲くころに肩甲骨が。
そして、桜が咲くころに骨盤が開いていきます。

植物のお花が開くとき、一気には開かず、花弁が1枚1枚開いていきますよね。同じように、人のからだも、一気に両方ではなく、右に左にと片方ずつ開いていきます。

後頭骨がうまく開かないとき、それは固まって癒着してしまっているときです。緊張が強くてガチガチになってしまっているとき、人の体は、ウイルスを呼び込んで高熱をだして緩めようとしたりします。友達やなんなら家族で風邪が流行っていても、全然うつらないときもあれば、心当たりないのに高熱を出すことも。そんなときは頭が緊張していたことが多かったです。
実際、高熱が出たとき、解熱剤など服用せずにうまく経過すると、風邪を経過しきったあとは後頭部がゆるんでほわっとしたりするんですよね。
自分で後頭部の緊張をほぐすには、頭と首の付け根の境目のところの、盆のくぼをほぐします。
それから、小鼻の横あたりにあるツボをほぐします。指を当てて、上に向かって押し上げます。
香りの力を使うこともできます。鼻から耳にかけてのライン上に、香りをかぐ(香りは、香りをきくっていうんですよね)、ここのラインが少し緩むのを感じられるかもしれません。目と後頭部に温湿布をするのも有効です。

肩甲骨が開かないときには、胸も固まっているものです。体は、胸を広げたり緩めたりしようとして、咳などの排出症状を起こすことがあります。肺にたまった脂肪を排出していると聞きました。
花粉症などのアレルギーがあるとき、不思議とほとんどの方が左右差がものすごくあるんですよね。特に左の肩甲骨が固いのが、花粉症の方に共通していたりします。私もです。生姜湿布やヨガなどで、ほぐしてあげるといいですね。
(花粉症には、私は、乳製品と白砂糖、コーヒー・お酒を控えるのが一番効いてます。花粉症の症状がピタリと止まっているのに、これらを取ると途端に目がかゆくなったり鼻水が出たりします。自分の体で実験してみると面白いです)。

日が長くなってきて、日中暖かい日も出てきたとはいえ、まだまだ朝晩寒いこの頃。今のうちから、上記の乳製品・コーヒー・お砂糖など減らしていったり、昨日書いたような食材を取り入れたりすることで、春を快適に乗り切っていけるのではないかと思います。
よかったらお試しあれ!

整体についてのオススメの本をいくつか挙げておきますね。
野口整体の創始者、野口晴哉の本は、病気の経過の仕方をはじめ、色々なものごとの見方を変えてくれた本です。

こちらは比較的読みやすく、私が1冊目に読んだ本です。

こちらは、少し難しいけれど、少し体のことが分かってくるととてもためになります。

お世話になった松田先生の本。

少しでも参考になれば幸いです。
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