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2)親の「元気期」→「今までと違ってきた期」に気づくのって大事だと思う


離れて暮らす親へのサポートとして「冷凍料理便」を送り始めたのが11年くらい前だと思うのですが、それより前に料理を送ったことがありました。
その時はたまたま果物か何かを送ろうとして「(実家ではあまり作らなそうな)ちょっと変わったもの」をついでに一緒に送ってみよう、くらいの感じで、本当に初めて送ったのです。

それ以前は実家にも年に1~2回くらい行くくらいでその時は何かを作ることもありました。ですが、当時は両親元気だったし両親の世帯として食は母が賄えているだろうと思っていたので「送る」というのは非効率なような「わざわざ」という感じだったと思います。その時送ったのが2品くらいだったと思いますが1品は「かぼちゃのサラダ」でした(もう1品は覚えていない・・)。

それでも父はすごく喜んだ、と母に聴いて「そうか~」と思ったくらいでした。ですが、その後親はだんだん変化していきます。

下記はうちの場合、個人的に思う変化
・元気期:親世帯の食は賄われている。親の中にも「子とは別世帯、うちはうちで元気にやってるよ」という感覚がある。情報番組などの知識も参考に散歩などもし健康食品などにも興味を持つ。成人した子が実家を訪ねる際はもてなしてくれる。

という状態から

・今までとは違ってきた期:例えば20分の散歩が辛くなってくる。外に行くことが減ってくる。噛む力が弱くなり(例:義歯が合わないなど)柔らかいものばかりを選んで食べるようになる。「最近 食欲がない」という発言が増えてくる。実家を訪れる際以前のような「もてなし」はなくなってくる。
「元気期」のイメージでいると、なかなか「今までとは違ってきた期」に気づかなかったです。

「なんか、ちょっと放っておくのは危険な感じがする」と思って始まったのがうちの場合「料理を送る」ということでした。作れなくても、「宅配のお弁当」を手配するとか、スーパーで「お惣菜を買う」など方法は実はたくさんあるのです。が、うちの場合は「美味しくない」「口に合わない」「硬い」などというある種わがままかもしれない発言もあり「送る」というのが続きました。
画像:食欲のないとき、適量のアイスクリームなどもカロリーアップの一助になったりその後の食欲を促進することなどがあります。「白熊」はお気に入りの一品。

つづく

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