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第3節 清水エスパルス戦 日産スタジアム

連戦の5戦目。清水エスパルスを迎えての第3節。
9節と10節をミッドウィークに消化しつつの2022シーズン早くも5戦目。

柏レイソル戦の惨敗から~思い切ったターンオーバーを使って勝ちきった神戸戦から中3日。
かなり早いペースでホームゲームを消化している。
連戦中は、「またホームゲームか」なんて出掛けて行くんだが、シーズン中盤から終盤は「アウェイかよー」なんて嘆いているのが目に浮かぶ。

啓蟄を迎えた春の晴天。昨日の土曜日は草サッカーで大汗かいたので、暖かいと思いきや、花粉症には辛い強い風。風も強くて思ったより寒い。

清水エスパルスとのホームゲーム。何故かあまりいいイメージがない。ここ最近勝てているイメージがないのだ。
TRICOLOR GALAXYでオレンジの光のコレオでお株を奪われたりとかね。

さて、スタメンは、予想通り(?!)またケヴィンは奇策をうってきた。
いや奇策ではなく、負傷者が出ていて思うスタメンが組めなくて仕方なくという側面もあるのだがこれがある程度計画された、オプションのプランBだったとしたら相当な策士に違いない。
今季鉄板のメンバーと予想されていたメンバーが軒並み名を連ねていない。
「誰が出てもトリコロール」このフレーズに集約されている。そう、そうなのだ。

ハイライトは、吉尾海夏選手のトップ下先発出場と角田選手のCB先発デビュー、そして小池龍太のCMF起用。

結果は2-0の勝利
ただ、スコアはこうだが内容はこの3倍ぐらい得点出来たはず。そんなゲーム展開。
権田選手がいなければ、APPのファールがOFRで判定が変わらなければ、6点ぐらいは取れてたよ。

1点目、龍太がペナ角で前向きでボール受けて中に切れ込み、左足で巻くbeautiful Goal。
ケニー、龍太、宮市の右サイド縦ライン。トライアングル。終始ここの押し込みの圧は強かった。
そこから生まれたゴール。

2点目、海夏が相手最終ラインにプレスをかけて、立田選手のフィードが少し遅れたチャンスを狙いにいき足にヒット。そのままゴール

個人的MOMは、吉尾海夏!
トップ下で、成長を見せつけ、誰よりも正確なパスとシュートを放っていた。
もう2点ぐらい海夏が決めても全く問題ないシュートがあった。攻めだけではない、守りも含めて、マルコスとは違ったリズムでのゲームコントロールだったのではないだろうか。

角田選手。これもまた水曜日の山根陸くんの時と同じなんだが「もう数年うちでCBやってましたよね?」と錯覚するぐらいは落ち着きはらっていた。
チアゴよりは無理しないけど縦へ自分で運んでしまう突破力。空いたとなるとすかさず鋭い縦パス放り込むあたり、チアゴと畠中の中間点ぐらいの上手さがある。2人の良き点をバランスよく持っている感じ。序盤戦でこういうCBが出てきたのは本当に頼もしい。

幻のゴール、惜しいシーンもたくさんあったのだがトータル決定機演出の部分では完全にゲームを掌握出来ていたのではないか。
先週と同じサッカーを違うメンバーでも出来てしましう。そんなゲームだ。

一般的な「メンバー落とした」状態で2試合勝点6獲得は大きい。個人的には、メンバー落としたではなく、若いメンバーへのチャンス与えて、メンバーも応えたという感じ。
望んだ流れではないけど、ピンチをチャンスに変えた。ケヴィン監督は実は相当な策士では?

5試合消化時点でリーグ首位。
消化試合数も多いのでそれほどの意味はなさないが3勝1分1敗、得点11失点7得失点差+4良いスタート。

連戦も小休止。次は週末にアウェイでコンサドーレ札幌戦。次は誰がヒーローかなぁー。

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