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ヨコハマ・フットボール映画祭 公式マガジン

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毎年100本近く制作される世界のサッカー映画から、日本のサッカーファン、映画ファンと楽しみたい作品を一挙に上映する「ヨコハマ・フットボール映画祭」の実行委員メンバーによるマガジン… もっと読む
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#海外サッカー

目指すはW杯決勝の地!親子三代旅物語|『バック・トゥ・マラカナン』≪6/17-23開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2023≫

親に連れられて初めてスタンドから見た緑のピッチ、家族と共に喜びを分かち合ったあのゴール、悔しさと絶望を味わったあの試合 etc… 親子三代でワールドカップを旅する家族の姿を描く『バック・トゥ・マラカナン』を観て、私の中にあるそれぞれの瞬間の物語が一気に呼び起こされました。 ヨコハマ・フットボール映画祭公式noteマガジン、第85回となる今回は、スタッフ加藤がYFFF2023で上映する『バック・トゥ・マラカナン』の見どころや、皆さんにより作品を分かりやすく見ていただくために作

元国際審判・家本政明氏がレフェリーの本音や裏話を語る『ある試合』+『教えて!いえぽん in YFFF2022』 

昨年6月に行われたヨコハマ・フットボール映画祭で、スイス人の国際審判を記録したドキュメンタリー映画、『ある試合』の上映を実施した。スイスを拠点に置くサッカークラブのBSCヤングボーイズとFIFAの協力によって撮影された本作は、わずか17分の内容ながらも、試合に臨む主審の様子が克明に描かれている。今回は、国際審判として2021年まで活躍され、本作の翻訳にも携わっていただいた家本政明氏をお迎えし、映画の感想や、審判の本音や裏話。そして、会場観客からの質問にもたくさん答えていただき

アマチュアクラブで居続ける理由はアモーラ?|『Brothers in Football』舞台挨拶

映画祭のためにイギリスから監督が来日し、舞台挨拶を実施しました…! みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第73回は、学生スタッフの坂野(大学4年)が担当します。 さて、去る昨年6月4日、ヨコハマ・フットボール映画祭でイギリスの『Brothers in Football -100年越しの再試合-』が上映され、クリス・ワトニー監督が舞台挨拶を行いました! なんと、クリス監督は、今回の舞台挨拶に合わせ、イギリスから来日してくださいました😭✨

ワールドカップのウォーミングアップはこれで決まり!〜FIFAが展開する動画配信サービス「FIFA+」を徹底解説〜

サッカーファンの4年に一度の祭典、FIFAワールドカップまでいよいよあと8日まで迫りました!今大会は初の中東での開催に加え、欧州サッカーシーズン中の開催とあってこれまでと違った条件の中での大会となります。 強豪国揃いのグループに入った我らが日本代表がどう戦うのか、どんなスターが誕生するのか、どんな雰囲気の中で後世に語り継がれる伝説が生まれるのかetc…今から楽しみでいっぱいですね! 突然ですが、皆さんはFIFA+という動画配信サービスをご存知でしょうか? FIFA+はこれま

日韓W杯から20年 トルシエ監督が、当時の思い出と代表選考の本音を語る

ヨコハマ・フットボール映画祭2022は、日韓ワールドカップの開催(2002年)から20年を迎えたことを記念し、この大会でサッカー日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏をゲストに迎え、『サロン・ド・トルシエ言いたいこと全部言いますスペシャル』を実施した。イベントの進行は、「当時は小学6年生で、ワールドカップをテレビ観戦していた」という笹木かおり氏と、「日韓大会を取材していた」という宇都宮徹壱(写真家・ノンフィクションライター)氏が務めた。 笹木:まずは、20年前の横浜での思い

倉敷保雄×西岡明彦 サッカー実況の二大巨頭のクロストークが実現!|トークイベント「バモス!実況席から見た世界」レポート

サッカー中継に欠かせない要素の一つである”実況”。従来のメインストリームであったTVだけではなく、インターネットなどの視聴方法やコンテンツが多様化する中で、実況を担当するアナウンサーの数も増えています。 ヨコハマ・フットボール映画祭2022で上映した『バモス!ドミンゴ-夢の実況席-』は、過去12年でさまざまなテーマのサッカー映画を紹介してきたYFFF史上初のサッカー実況をテーマにした作品になりました。 『バモス!ドミンゴ』の上映を記念し、長年に渡りサッカー実況の第一人者とし

南米王者コリンチャンスが、アマチュアクラブと対戦!?『Brothers In Football -100年越しの再試合-』≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

愛するクラブのルーツを皆さんはご存じでしょうか?そのルーツを掘り起こしていくと、想像もしなかった驚きの歴史に辿り着くかも?そんな「ファミリーヒストリー」的な側面もある壮大なフットボール・ドキュメンタリー映画を本日はご紹介します。 みなさん、こんにちは! ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第61回を担当します、映画祭で上映作品の選定を担当してます、tisshです。 初めましての方に簡単な、映画祭の紹介を。 ヨコハマフットボール映画祭(YFFF)は、毎年フットボ

「スペインではトレーニングを3日間もサボっても得点したら評価されます」スペイン女子プロサッカー選手の先輩・後輩が女川で対戦≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

サッカーは、映画等のカルチャーを媒介にしながら、その土地の生活慣習と融合し、世界中の人々と不思議なご縁を結んでくれます。 みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第60回を担当します、石井和裕です。よろしくお願いします。WE Love 女子サッカーマガジンの主筆でもあります。 かつて監督をしていた、岡田武史さんは「練習で、グラウンドにコーンを並べてその周りを選手に走らせるとき、コーンの外側を回ることが自然ときっちりできるかどうかが勝負の明暗を

まだまだ可能性を感じる! フットボールカルチャーの未来を描くSHUKYU Magazine大神編集長にインタビュー≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

コアなサッカーファンだけではなく、あまりサッカーを知らない人にも受け入れられるSHUKYU Magazineについてルーツとこれからを伺います。 みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第53回を担当しますスタッフのSallyです。よろしくお願いします。 ヨコハマ・フットボール映画祭 2022の会場内ギャラリーにて、フットボールカルチャーを愛する皆さんとの交流の場、フットボールエキスポが開催。ギャラリーは入場無料なので、映画鑑賞やイベント参加

36年ぶりのW杯出場がもたらしたもの 『ペルーの叫び』≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

ペルーと聞くと『コンドルは飛んでいく』の印象的なメロディが頭の中で流れます。と同時に、インカ帝国、マチュ・ピチュ、ナスカの地上絵といった古代文明も浮かびます。フォークロアの象徴のような国ペルー。では現代のペルーは? みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第51回を担当します、スタッフのかめです。よろしくお願いします。 2018年、ペルー代表は実に36年ぶりにFIFAワールドカップ本大会に出場を果たしました。ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン

審判と共にサッカーを体感する『ある試合』≪6/4-10開催!ヨコハマ・フットボール映画祭2022≫

 熱気溢れるスタジアムでレフェリーは適切に試合を裁くことができるのか?みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第49回を担当します、スタッフのかめです。よろしくお願いします。  6月4日から開催するヨコハマ・フットボール映画祭2022では、世界中から集めた、選りすぐりのサッカー映画を上映いたします。今回はその中から『ある試合』について取り上げます。スイスのローマン・ホーデル監督が手掛けた、17分の短編ドキュメンタリー映画です。製作にあたり、FI

【映画祭の作り方】候補は世界中に?ヨコハマ・フットボール映画祭の作品が決まるまで

 みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭で、作品選定・字幕製作チームのKAMEです。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第47回では、私たちのチームがどのようなプロセスで上映作品を準備しているかをご紹介します。  まず初めに、サッカーに少しでも関連する映画をリストアップしていきます。IMDb(インターネット・ムービー・データベース)のような映画情報が集まっているサイトを検索したり、各国の映画祭ネットワークで情報を共有したり、さらには海外のサッカー映

マラドーナの魅力を再発見!ネットで見られる映像作品【ドキュメンタリー編3選】

みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第45回を担当します、スタッフの加藤です。 華麗なプレーで多くのサッカーファンを魅了し、今なお愛されている神の子 ディエゴ・マラドーナ。2020年に彼がこの世を去った際は世界中が悲しみに包まれ、日本でも彼が出場した名勝負の再放送や、特集番組が組まれました。実際、リアルタイムでプレーを見たことがない私も、この訃報を聞いてからマラドーナのプレーを自然と見たくなることが増えたなと感じています。 ドキュメンタリ

「“名蹴会”って何?」会長の金田喜稔氏(元サッカー日本代表)が描く 日本サッカーの未来

日本のサッカー界において輝かしい功績を残したプレーヤーが中心となり、2010年に結成された一般社団法人日本サッカー名蹴会(以下名蹴会)では、サッカーの普及やスポーツに取り組む青少年少女をサポートする活動を全国各地で開催してきた。 そんな名蹴会とヨコハマ・フットボール映画祭のコラボレーションが実現し、10月に開催されたYFFF2021では日産自動車OBのアデマール・ペレイラ・マリーニョさんと、読売クラブOBの川勝良一さんをゲストに迎えトークイベント「あゝ懐かしの日本サッカー」