見出し画像

人類は麺類だ。32

2019年5月22日
この日は、夜、妻を福岡まで
送り、その帰り道、
国道3号線を走り、
久留米へ向かう。

私のホームグランドは
とんこつラーメン発祥の地とされる
福岡県久留米市である。

深夜の国道3号線を
走る途中、太宰府で、
《博多ラーメン》
に立ち寄る。

懐かしいお店である…
35〜6歳の頃だろうか…
だから、16〜7年前の
ことだ…
わずか、3ヶ月くらいだが、
単身赴任の期間があった。
と書けば、まともっぽいが、
結果、仕事で壊れてしまった
からだ。
単身赴任といっても、
福岡市の東区なのだが。

心が折れて、壊れたので、
3ヶ月で終了したのだ。

その頃、よく行っていた
お店が《博多ラーメン》だ。
チェーン店なので、
福岡県内には、けっこうな
店舗数がある。

現時点は、店舗によっても
違うとは思いますが、
当時は、24時間営業だった。

さらに、ラーメン一杯290円
だった。
そして、現在も290円である。

安くて、美味しい
深夜まで営業している、
そんな、ありがたいことは
ない、

なのに、食べてる感覚がしない
味わっている感覚がない
16年前だよ…

あの頃の感覚が
よみがえってくる。
お店には罪はない。
当然のことである。

仕事と生活と食は
繋がっているなぁと
改めて実感する。

苦しい、追い込まれる、
眠れない、食欲もない、
なのに、深夜にラーメンを
流し込む、
そんな日々が続き、私は
壊れてしまった。

もちろん、ラーメンの
せいではない、
ラーメンに罪はない。
むしろ、このお店があったので
何とか生きていけた。
思い出の話だ。

《博多ラーメン》
安くてメニューは豊富。
ぜひ、みなさん、食べに
行かれてください!

#エッセイ #コラム #グルメ #ラーメン #博多ラーメン