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人類は麺類だ。38

2019年9月3日

私のホームグラウンドは
福岡県久留米市、
とんこつラーメン発祥の地と
言われている。

この日、久しぶりに、
『ひろせ食堂』へ
行くことになった。

かなり、久しぶりだ。
というのも、
いつ見ても、行列状態だからだ。

私が久留米で生活するように
なって、ちょうど30年くらいだが、
『ひろせ食堂』へ
よく食べに行ってる頃は
ラーメンと焼き飯のセットが
650円だった。
その量と値段に感動したものだ。
あれから、
時は流れたのだ。

焼めしとラーメンのセットは
1100円である。
まぁ、でも、ノスタルジー料金だと
思い、注文した。
しかし!
ミスではないのだが、反省した。
坊やだからさ…
認めなければならない、
若くないという過ちを…


こういうことなんだけど、
まずは、ラーメンだけがやってきた
ドーーーン!

ボリューミー!
食べ始めてるところへ、
焼めし!ドーーーン!
食べても、食べても、
減らない!
焼めし、アツアツ!アチー!
食べるというより、
砂場の山を子どもが掘るような
感じだ、掘っても掘っても、
焼めし山は崩れない、

改めて、頭上のメニューを見る

大大セット…
それを喰らう者は、
どげな者じゃーー⁈

メニューは、シンプル
看板が見当たらない
マンガも雑誌も新聞も
置いてない、
テレビもラジオも流れてない、

店内、店外、
削りに削ってる感が凄い、
私が入店したのは、
午前11時前だったが、
もう、満員になりかけており、
11時過ぎると、ドララララ〜と
並びはじめ、
夕方や夜に、開けていることは
ない…

ストイックだ、
名前も、粋がってる感がない
『ひろせ食堂』なのだ。

腹がパンパンになる。

見渡す限り、
サラリーマン風やOL風の
客が多いようだ。
誰しも、戦場へ出向く時、
『ひろせ食堂』で
戦闘モードを仕上げていく、
そんなイメージだ。

#エッセイ #コラム #グルメ #ラーメン
#久留米ラーメン