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『男はつらいよ 葛飾立志編』
シリーズ第16作をnetflixで鑑賞。
①マドンナと御前様
今回のマドンナは樫山文枝
御前様(笠智衆)の姪っ子という設定。
御前様は寅という存在を知りつつも、
とらやに、何かと、縁のある女性を
連れてくる。
そして、〝しまったー、困ったー〟
みたいなことが、ある。
これが、柴又エアー なのかも
しれない。
②メガネ
マドンナは大学で考古学の先生。
当時のシンプル構造で、
インテリ=メガネ
(まぁこれは歴史においては怖い話だけど)
今なら、メガネ女子、メガネ男子と
いう感覚だが、
寅さんは、マドンナがメガネをかけて
勉強する姿を見て、自分も勉強をして
いくのだが、まずは、何からするのかと
いうとメガネをかけるところから
始める。
③豪華な配役
冒頭から当時17歳の桜田淳子が
登場するのだが、当時のアイドル
トップランナー感が伝わってくる。
今回の寅さんは、学問というテーマで
桜田淳子や、大滝秀治、小林桂樹
と関わりをもっていく。
インテリたちに、頼もしい存在と
思わせる、寅さんというエピソード
はシリーズに多いエピソード。
これを東大出身の山田洋次監督が
作る話というのもおもしろい。