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〝天気の子〟と天気のこと

2019年8月27日
夕刻より、憂鬱になる、
朝から、とにかく、雲が凄くて、
視界は、グレーに染まり、暗い、

私は福岡県久留米市に
住んでいるが、近年、
久留米や久留米の周辺の町では、
雨による水害が続いている。

朝から、晴れ間を見ず、
雨の降る光景
土砂降りの光景、
そして、雨の轟音を聞くと、
イヤになってくる。

何がイヤかと言うと、
お天気情報を、スマホで見ると、
今日、明日が大雨
そして、今週ずっと雨と
表示される…

それと、これまたスマホだが
どこへ行っても、
あの災害注意報のアラーム音が
聞こえてくる、
私は、鳴らないようにしているが、
人の集まってるところで、一斉に鳴ると、
憂鬱になる、

久留米市には、九州でいちばん大きな川、
筑後川が流れている、
私は、この筑後川のすぐ近くに
住んでいるので、
この川が氾濫したら、どうなるのかを
どうしてもシミュレーション
してしまう癖がある。

全国や、海外からも
心配の連絡をいただく…
新幹線で、わずか数時間
移動したその場所では、
天気だと思うと、
その不思議さを感じる…

今年は、この雨や水害が
響くのは、ちょうど、
映画『天気の子』
公開の頃、久留米は、
大雨に見舞われた。

いい作品だったのに、
凄くタイムリー過ぎて、
ファンタジー系でも、
妙なリアリティを感じて、
喜べなくて、ブルーに
なってしまう。
(私のような奴はね)

そして、この映画以降、
こちらの雨の状況を
SNSで伝えると、
〝天気の子ですね〟
といった、レスをいただく。

映画とはいえ、
あの、とんでもない異常気象に
見舞われても、東京都民たちは、
普通であり、明るい、
映画なんだけどね、

私の住んでる町は、三方を
川に囲まれている上に高台は無い、
ゆえに、シミュレーション癖が
ついている。
昭和28年の久留米大水害を
経験している方々の、家の納屋には、
舟が設置されたりしている。

住んでる町ゆえの
シミュレーションとは、言えない
だろう、まったく、関係なく
普通に日常生活している人も多い、
何といっても私の妻が、その
代表だろう。

これは、心配性の私ゆえの
ことなのだ。

それにしても、どこからでも
アラーム音が鳴ってくる…

#エッセイ #コラム #天気 #天気の子 #雨
#大雨