納骨堂が隙間を挿したけど
4月15日のポッドキャストです
だいぶ追いついてきた感じです
毎日やれよって・・・気分屋なのでそんなにマメじゃないんです(笑)
さて、この度は納骨堂のビジネスについてちょっとお話をしたいです。
私が所属している「日本葬送文化学会」ではラステルを経営するニチリョクさんがおり、かなりの大手(たぶん、最大手かな?)です。
納骨堂ビジネスはこれからどうなるのか?
そもそも前投稿で都市部では墓不足を伝えました
そこにつながるのが、規制がほぼない納骨堂です。
何しろ、「お墓は迷惑だ!」という人たちがあとを耐えません。
人情的にはわかります。
あと、防犯的にも。
お墓と言うのはどの国へ行っても、あまり好まれるものではありません。
すでに公営墓地では景観と臭いのために、塔婆の禁止、お線香も禁止しているところもあります。公営ですら!
では、納骨堂は?
意外と、ちょっとおしゃれなビルの中だったりしますし、車で渋滞の中に行く必要もなく、気軽に電車に乗って都心部の納骨堂でお墓参りをすることができます。
実際、皆さん、そこに着目したわけです!
墓苑を作るには様々な規制がありますが、納骨堂にはそれがありません。
まず大きいのは宗教法人でなくても作れる。
更に宗教法人がお墓を作るにはお寺などが自己資本で100%出資しないといけない法律が出来てしい、石材業からの資本はNGになってしまったから(もちろん裏技はありますがここでは不問にします)、尚さらハードルが高くなりました。
さらに墓埋法(墓地埋葬法)により霊園は駐車場義務化、通路確保などと言われていたが、今、調べているが、その規定が存在しないことがわかった。
墓埋法にて墓地納骨堂などは散骨同様に管理しているのが厚生労働省である。
余談では有るが、遺骨は廃棄物処理法に近い。
動物の場合、規制がないのはたぶん、墓埋法ではなく、廃棄物処理法にて管理されているからではないかと。(話が反れるので今、調べたくないです)。
さて、本来の納骨堂は一時預かり的に存在していました。
しかし、お墓が買えない、遺骨を置く場所がない、寺では預かってくれない(一時預かりはOK)、菩提寺はない、先祖代々の墓には入りたくないなど色々と理由はあるかと思います。
ここの痒いところに手が届いたのが納骨堂ビジネスです。
しかし、今は全自動化だったり、入場制限をしたり、予約だったり、色々と複雑化してきたのも確かです。
しかし、一般庶民からしたら、お寺との付き合いが面倒(ごめんなさい)、墓参りや管理が面倒くさい(掃除とか)、そもそも一時金でそんなカネがない、抽選すら当たるのにナン年待つやら(当たらないかも)、永代供養支払ったのにまだ払うの(それはあなたがお墓の意味を知らないから)とか考えますと、納骨堂!って答えが出ます。(納骨堂でも永代供養費や管理費は払いますよ〜)。