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葬儀業界は波乱万丈

159万人が昨年お亡くなりなりました。
30年前から比べると30万人くらい増えているはず。
それでも当時から火葬場はパンクしていた(とくに東京都内は)。
年末年始なんか12/27くらいから1月4日(三が日が明けるまで)火葬場は停止で、正月明けなんか2週間近く待たされることはザラにあった。
おかげでうちの貸式場+霊安室(今で言う「遺体ホテル」)は繁盛した。

皆さん、これだけの大きな市場だから美味しいのだろうと異業種の新規参入者が後を絶えない。
そして、XX研究所やXXリサーチとかがアホな数字を発表して、みんな踊らされて参入する。

正直なところ、ガチでやっている葬儀屋さんからしたらいい迷惑なのです。

そこは、もう仕方ないとして(その数字を総務省に届け出をしているのが葬儀屋さん--まともなことを書かないからねw)、新規参入、しかも資本がある大企業が入ってくると大騒ぎ。

はいはい、自分が巻いた種だよ。

今、ティアとかが色々と吸収合併をしている。
ティアだけでなく、燦ホールディングスも、きずなホールディングスも水面下で果てしないバトルを繰り広げている。
ほかに根っからの葬儀屋さんで上場しているのはサンライフと平安レイでどちらも神奈川県でうちのテリトリー。
特に波乱は九州地方からやってっくる。
これは薩摩藩の独立心が強いところと似ているのかなって?

他でいえば上場していないけどデカいところは多くあって全国でフランチャイズや提携を作っている。
セレモアホールディングスや日本セレモニーなんかもその類である。
過剰競争、鮮血レッドオーシャンどころか、どす黒いブラッドレッドオーシャンだよ。

これからの日本の葬儀はAIを駆使しないとマーケティングはできないけど葬儀屋さんはどうしていいのかがわからない。
わかろうとしている葬儀屋さんもいるだろうけど、理解度に追いつかないのも現実だろうなって。