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見える姿

「いつも元気そうだね」「自由にやっている姿が羨ましい」
そんな言葉をかけていただく事がよくあります。
そう見えているのなら、それは努力が実っているという事で喜ばしい事。と捉えて問題ないでしょう。

実際の私は月の半分以上を療養の為に使っています。
診療内科への通院は3週間に一度、1時間30分の道のりを主人の運転で通い、カウンセリングと投薬治療の真っ只中。
ありがたい事に最近はかなり元気な日も増えましたが、それでも感情の起伏は激しく、全く動けない日も少なくありません。

通常の生活を送るのもままならないのが現状、私のリアルです。

それでも、なるべく元気に振る舞いたい。楽しく生きたい。笑って過ごしたい。
だっていつも暗い嫁なんて、主人に申し訳ないじゃないですか。
楽しくない友人なんて、嫌じゃないですか。

無理しているわけではないのです。
人と会っている時、誰かと話している時の「私」はその時のありのまま。
元々人と交流する事が好きな私ですから、「家」とは違うものに触れている時の明るい気持ちは作り物ではありません。

そして、家で動けなくなっている私も「その時」のありのまま。

簡単に治る病気ではありません。
この感情と、この体と、バランスよく付き合っていくのが私の課題です。
最近は以前に比べて上手に付き合えている気がします。

それも、周りの友人たち、それから家族のおかげだと感じます。
人との会話はある意味カウンセリングで、自分自身と向き合うきっかけになる事が多く、臨床心理士とのカウンセリングと同等かそれ以上に今の私の「治療」になっています。

私が「元気な私」でいられるのは、みんなのおかげ。
ありがとう、これからもどうぞよろしくお願いします。

物好きの投げ銭で甘いものを食べたい。