見出し画像

手書きの日記で自己管理をする方法

こんばんは志乃です。
私が最近書いている自己管理日記について、具体的にどんな内容でどんな効果があったのかをご紹介しようと思います!


日記を書きはじめたのは体調を認識・自覚する事が目的

私は心の病と闘っています。
日常の生活ができない程にしんどい日があったと思えば、人並み以上にアクティブに活動できるような日が続くこともある。

そんな不安定な生活を少しでも落ち着かせるために自己管理日記を書くようになりました。


日記にはその日の出来事・気分などを書く

時間・行動・気分ポイント(最高が100で最低が0ポイント)
例えば…

13時30分に昼食(天津飯)を食べた。40ポイント
15時に低気圧で頭痛。15ポイント
22時に風呂。入浴剤でリラックスした。35ポイント

起床から就寝まで、何時に何をしてその時どう感じたか。
スマホでメモをするのではなく全てノートに手書きで書き込んでいます。

起床時間と就寝時間がわかるので1日の睡眠時間が具体的になる。
食べたものも全て記録するため食事の管理にもなる。
他にも体重記録運動記録薬を飲んだ時間など、必要に応じて様々な情報を書き込んでいます。


穏やかな1日だったか、逆にしんどい日だったかが一目瞭然で分かる様になった

具体的な行動や出来事も書いているので、穏やかな日はどんな事をしていたか、しんどい日に何があったかなども明白になります。
目に見える形で自分を知り、人に伝える為の最良の手段だと感じました。

このノートを心療内科での診察・カウンセリングの際に先生に見せる事で体調の細かな変化を伝えるカルテの役割も果たしてくれています。


しばらく日記を続けた頃に新たな項目を増やしました。

●1日の終わりに次の日にやる事を3つ決めたチェックリストを作る。
これは強制ではなく『出来たら偉いぞ!』という自己肯定感を上げる為の手段として導入しました。

●1日が終わった時にその日を象徴する3ワードをピックアップして書き出すシステムを追加。
【ドライブ、イライラ、不眠】【ウクレレ、散歩、友達】【ゲーム、病院、海】

こんな具合で書き出したワードを週末に集計し、その1週間でどんな事があったかを簡単にまとめています。


この日記で一番大切なのは無理なく続ける事

自分の体調を安定させる為にはじめた事なので、書く事が負担になる日、書く気が起きない日は書かない。
それはそれで書けなかったという記録にもなる。

「書かなければ」「やらなければ」と自分を縛るような事はNG。きっと逆効果になるでしょう…。

ちなみに、手書きで記録する事にも理由があり、手を動かして文字を書く事で脳を活性化させる。これは認知症予防などにも効果があるそうです。


自分とともに成長する日記

以前はスケジュールや時間の許す限りハードな予定を立てていた私ですが、この日記を取るようになってからリラックスタイムを意識して作る様になりました。

例えば読書であったり、温かい飲み物を飲む事、ストレッチをすること、キャンドルを灯すこと、ゆっくりお風呂に入ることなど…
様々なリラックスタイムを取り入れて、とにかく自律神経の働きを正常に戻すように
…と自分の心身を労わる事を長い闘病生活の末、ようやく習得したように思います。


やりたい事をセーブせず、無理なく行動できるようにどうすればいいかを考えるノート。
いつか1人で歩けるその日まで、この日記は心強いパートナーでいてくれることでしょう。

日常の出来事と一緒に、自分の心の中身を吐き出したり、自分がどうなりたいかを明確にしたり。
私はこれをひとつのカウンセリングとしてこれからも続けてみます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。(志乃嘉乃)

物好きの投げ銭で甘いものを食べたい。