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ハズレくじ

今朝、珈琲を飲みながらスマホを眺めていて、この記事を見つけた。なるほどな、と思った。

じぶんが「ま、いいよな」と思えば、それでいい。ハズレに、他人を巻き込むのは申しわけないけれど、じぶんひとりが失敗するだけなら、覚悟さえしていたらなんでもないことである

ハズレくじを引けるということ

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ハズレくじを引けるということ(ほぼ日刊イトイ新聞)

先週は新しいパートで3日出社があった。前もって口コミサイト(アルバイトやパートの経験談を書き込むサイトがある)を読んでいた通り、初日からレジ対応などに入ることになった。

長年接客だけはしてきたから抵抗はないものの、たしかにこれは初めてのバイトの人には大変だなあと思う。
1つ前のパートを2週間で辞めてしまっているから、とにかく期待しないということを念頭に働いている。
それが自分の心の予防線だから。

パートの先輩たちは雑談で私に色んなことを聞いてくるが、聞かれたことのみ、答えられる範囲だけで答えている。
「いま手が空いているのですが、何かやることはありますか」とお伺いする以外は自分からは話さない。
もう、とにかく他人といるだけ、働いてるだけで、精一杯のわたし。
1つ前の仕事で言われた「勝手な行動ばかりして」と言われないように、
そればかり気をつけている。

一人だけキツい言い方をする人がいる。
悪意があるのかないのか、ただそういう性格なのか、本来は違う性格だけど仕事がゆえに自分にも他人にも厳しいのか、まだわからない。

1つ前の仕事で、皆と一緒のときは私に例えば「勝手に掃除なんかして何か失くなったら貴方のせいだから」と言うくせに、2人きりになると「あー言わないと皆納得しないからね」とか私にフォローしてくる女の人がいた。
すごくそれが嫌だった。
フォロー?なんかしてくるなら、そういう意地悪を言わなければいいのに。
でも私も情けないことにそのフォローを「ありがとうございます」とお礼までつけて受け入れてしまっていた。
あの女の人はさぞかし自己肯定感が爆上がりだったろうな。

そして今の仕事のそのキツい言い方をする人も、たまにそういうフォローをいれてくる。

それが本当のフォローなのか、
前職の人のように何か悪意があるのかまだわからない。

気持ちの予防線をはりすぎて、「この仕事もすぐ辞めることになるかも」とどこか他人事、ただ客観視してしまうときがあって、は!と気づいて慌てて集中し直すときがある。

なんだかまだまだ気持ちがふわふわしてるのかもしれないな。もちろんこのふわふわって良くない意味で。

それは仕方ない。

前の前のお仕事は仕事内容だけは大好きだったのに突然に朝「もう来月から来なくていいよ。新人さんが入るから。」と言われて辞めることになった。
たくさん泣いて、泣いて、でも前を向きたいと思った。
その次に選んだお仕事は、自分なりに吟味を重ねたつもりだった。
しっかりと間違いのないように。でも間違えた。ハズレを引いてしまった。
眠れなくなり、食欲もなくなったが、あんまり涙は出なかった。
2回ほどカウンセリングを受けて、やっと泣けた。カウンセラーに言われた通り1ヶ月ほど休んでからパート探しをした。
もう自分の判断には自信がないから夫にも一緒に探してもらった。
自分の仕事すら一人では決められない。情けないなと思いつつ、夫には有り難いなと思う。

そして今ふわふわと働いてる。自分ではこんな自分はじゃなかったはずだと思いながら、まだまだ自分の置所がわからない。

次のシフトは火曜日。それまでしっかり休みたい。来週は今週の私よりもう少し前向きにいけるといい。

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