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デザイナーが心掛けていること


僕の本業は企業の商品開発ブランディングをしたり、パッケージデザインを行なっています。

デザインやものづくりにおいて拘っていること。少し考えてみました。

僕は何を作るかというところから始めないようにしています。まず誰と作るか。誰かと出会わないうちにデザインをしてはいけないと思っているデザイナーです。出会った人が求めているときに、手を貸すという感覚。

昔、ある企業様からこういうものが欲しいという希望をいただいたのがきっかけでした。一緒にものを作るということは、人とのお付き合いを長く続けていくこと。

製品が出来上がった時が終わりではなくて、自分たちの作るものは、僕自身や製作に関わる会社が育っていく過程にあるもの。そう築いていく関係性があった上で、ものは継続して作られていく。プロジェクトは一緒に成長していく、お互いがどう成長していくかというところにも面白味があると思います。

一緒に仕事すること、新たにトライすることで、新たに知り得るものも多かった。お互いが納得する形を選んできたからこそ、いい製品が生まれていきますし、それが持続していくコツなのかなとも思います。アイデアを双方が出し合い、より良い解決策を見つけてトライアンドエラーを繰り返し作り上げる。

一つの商品を作り上げる上で、いい製品が生まれる=いい関係性が生まれるはイコールなのです。

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