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筋トレで外見以上に内面が変わった話


筋トレを始めたきっかけ


僕は昨年の11月から、可変式ダンベル(上限20㎏)を使った自宅トレーニングを本格的に開始しました。
当時の僕は177㎝/53㎏という超ガリガリ体型で、ずっと体型に強いコンプレックスを持っており、何をするにも自信が持てませんでした。特に一番イヤだったのは女性とエッチするときです。自分の身体を晒すのが恥ずかしくて、「絶対ガリガリって思われてるよな」とか「骨当たって痛いだろうな」とか、余計な心配ばかりして全く楽しめませんでした。気になっていた子から「ほっそいな~、ちゃんと食べてる?」と言われたこともありました。(本人に悪気はなくても、ガリガリに細いは褒め言葉じゃない、もはや悪口)
男として見られないことが本当に嫌で、ついにはプライベートでの女性との交流さえも避けるようになっていきました。

そんな状況を脱するために本格的にトレーニングを始めたわけですが、1年足らずで体重を10㎏以上増やし、65㎏に到達することが出来ました。ダンベルフライやダンベルプレスも両手20㎏を上げられるようになってきているので、自宅からジムへのトレーニングに移行するのも時間の問題でしょう。

しっかり筋肉量をメインに増やせたことで、友人に「何かガタイ良くなったな」と言われることも増えてきました。胸や背中だけでなく、ヒップにも筋肉が付いて引き締まってきています。理想とする「ボクサー体型」はまだ先のところにあるので、道のりの途中ではありますが、これまでの過程に誇りを持っています。

内面の変化が大きかった

僕は当初「女性といざという時に恥ずかしくない、かっこいい体型になりたい!」といった、外見での変化を求めて筋トレを始めました。
身体を鍛え始めてから一時的に女性関係を断っていることもあり、ビフォーアフターでウケが良くなったのかどうかは分かりません。それはもう少し先のお楽しみとして取っておくつもりです。

一番強調したいのは、筋トレを通じて外見以上に内面が大きく変化したということです。主に挙げられるのは以下の二つです。

  1. 地道な努力を積み重ねられるようになった

  2. 自分の身体をリスペクトした行動をとるようになった

地道な努力を積み重ねられるようになった

体型を変えるには、様々な要素に目を向け、継続的に地道に取り組む必要があります。これは仕事や勉強などにも通ずることです。
僕はデータアナリストへの就職を目指して、統計検定2級取得に向けた勉強とPython/SQLの習得に取り組んでいるのですが、こういった自分にとって困難に思えるタスクにも継続して取り組めるようになりました。

特に統計検定2級では大学数学レベルの知識が求められるため、様々な確率分布の概念を抑えたり、数式を使ってどのような結論が導けるのかを覚える必要があります。以前の僕であれば問題集や基礎の本を買ったところで、数学アレルギーを起こして投げ出していたことでしょう。今でもたまに難しい問題に遭遇すると、イライラしたり過去問を閉じたくなる瞬間があります。ですが、統計学という学問に興味を持ち、一つ一つ知識を地道に吸収できるようになったのは、筋トレで培った「積み上げる習慣」が大いに活かされていると感じています。これはPython/SQLのインプットやアウトプットでも同様です。

自分の身体をリスペクトした行動をとるようになった

自分の身体を労り、身体が嫌がる行動をさけるようになりました。これはつい最近になってからの話ですが、特に食生活に気を遣うように心掛けています。

具体的には、納豆・キムチ・ヨーグルトといった発酵食品やリンゴなどのフルーツを摂取し、腸内環境を整えるようにしています。水をたくさん飲んで体内をデトックスすることも心掛けています。
特に腸は「第二の脳」と言われているほど、多くの神経細胞が集中していて、人のメンタル状態に大きな影響を与えます。腸内環境が荒れることで体調を崩したり、自律神経が乱れてメンタルが下向きになりやすかったりします。
また、食生活が雑になると全ての面で雑になります。プライベートではやるべきことから目を背けてポルノやSNSに走ったり。仕事ではタスクを後回しにしたり、提案が必要なところがあっても「めんどくさいからいいや」と変に妥協したり、ケアレスミスも増えていきます。
逆に腸内環境を整えることで、体調を崩しにくくなり、脳も活性化するように僕自身は感じました。

あとは最近の取り組みとして、ジャンクフードが食べたくなった時に、それらの代替案として健康的なものを選択するようになりました。

豚骨ラーメンが食べたくなったら、健康的な定食が食べられるお店でご飯を食べる

お菓子をドカ食いしたくなったら、リンゴをカットして食べる(バナナでもよし)

炭酸ジュースをガブ飲みしたくなったら、炭酸水にポッカレモンを混ぜて飲む

どう考えても健康的な男の方がモテるしかっこいいやろ!と思ってからは、そのモチベーションを活かして良質なアクションに切り替えるようにしています。
例外として、友人と飲みに行ったりするときは、ストイックモードは解除して食べたいものを食べて飲みたいものを飲むことに決めています。その場を楽しむのが一番ですからね!

更なるレベルアップのために

筋トレや禁欲で培ったエネルギー量をどれだけやるべきことにぶつけられるかが今の僕のテーマです。現在オナ禁/ポルノ禁に挑戦していますが、これらを完璧に遂行出来ているわけではありません。エネルギーを無駄にしているなと感じる瞬間もあります。やるべきことを地道に積み上げることは出来ているので、あとは目標達成に向けてどれだけ馬力を上げられるか。
失敗しても落ち込みすぎず、そこから学びを得て、これからも行動に移していきたいと思います。

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