人間関係で感じていた壁。作っていたのは自分だった。
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人間関係で感じていた壁。作っていたのは自分だった。

共働き夫婦の増加で、問題になった待機児童。2010 年代ではより深刻化し、社会問題にもなりました。今回の Yenta ユーザーインタビューは、保育業界で人事を担う花澤さん。業界問題の渦中にあった花澤さんの心の変化や、Yenta が作り出す人との出会いで見えた自分についてお話しいただきました。


花澤 彩菜 さん

区立保育園で保育士を経験したのち、保育現場の経験を生かしてYenta での出会いから複数の保育施設を運営する企業で人事を担当。


保育士にやりがいを感じる一方で、周りの意識は違っていた

ー Yenta を使い始めたのはいつ頃ですか?

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花澤さん:
4 年前ですね。4,5 年前は区立保育園で保育士として働いていて、すごく楽しい日々をおくっていました。

ただその頃は待機児童問題を解消するために、保育園がたくさん立てられた時期で特に都市部は 1 年間で何十、何百園と保育園が新設されていました。
メディアでも、保育士が足りない、働く環境が整っていないと、離職者も多いなどニュースが報じられており、自分の仕事がピックアップされ報道されることで様々な感情が動きました。

そのような中で、保育士が仕事を続けられない理由は、運営や組織体制の課題でもあると薄々感じ始め、何か変えたいのに何もしない自分にもモヤモヤしてしまい、とりあえず外の世界を知ろうと Yenta を選んだのがきっかけですね。

ー ビジネスマッチングで人に会うことは、ハードルもあったと思います。それを行動にうつしたきっかけはありますか?

花澤さん:
最初は自分が感じていたモヤモヤを友人や、同僚の保育士など、自分の考えを整理してくれる友達に相談していました。その中で、だんだんとやりたい事が見えてきましたが、何をすべきかわからなくて、次のステップに行けませんでした。それが行動するきっかけになったと思います。


課題の本質は、他の業界と変わらない

ー 実際にお会いされていかがでしたか?

花澤さん:
Yenta を始めて感じたのが、保育業界で抱えている悩みは他の業界も一緒だったことです。保育の業界とそれ以外の業界を線引きするのではなく、他の業界にいる方の解決方法を学んで「保育業界」に生かせればと思いました。人が相手の仕事において、悩むポイントの本質はどのような業界も似たような部分があって、面白いなと感じました。

ー 他の業界と似ていると思った課題はどんなところですか?

花澤さん:
人材育成や組織の体制、あとはコミュニケーションです。特にコミュニケーションでつまづくことが多いのは、一緒だと思いました。

他の業界では、管理側と現場のコミュニケーションが製品やサービスの質につながります。そこでトップダウンや管理体制が強すぎると、社員の人たちも考えないでタスクをこなしたり、大事なことを議論しないまま計画ばかりが進んでしまいます。

ー 保育業界ではコミュニケーションが保育の質に影響するのですか?

花澤さん:
保育業界では、運営側と保育士のコミュニケーションが子どもに対するコミュニケーションにそのまま反映されます。運営側から保育士へのコミュニケーションが指示命令化すると、子どもたちへの関わり方も指示命令になります。サービスを受ける子どもへの影響が大きいので、子どもたちを皆で下から支える環境や、みんなの声で変わっていける社会や組織づくりが重要だと思います。

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出会いの中で、次のステップが見えてくる

ー 今働かれている職場は Yenta の出会いの中で見つけられたのですよね?

花澤さん:
Yenta で出会った方が今勤務している会社の社長をつなげてくださりました。

ー どのようにお話が進んだのでしょうか?

花澤さん:
お会いした方に、「保育士の意識が変わって、よりよく保育園の運営が出来るような仕組み作りがしたい」と、話しました。その時は、前職に退職届を出したタイミングだったこともあり、全国で保育園を運営している会社の社長をつないでもらいました。

ー 実際お話ししてみてどうでしたか?

花澤さん:
当時は株式会社=利益主義という偏見を持っていて、株式会社は保育の仕事について理解が薄いと思っていました。紹介していただいた社長とお会いした時に、保育の質を良くしたいけど、なかなか上手くいかない実情を聞かせていただき、経営者の考えを知ることができました。たくさんお話をさせていただいて、これもご縁だと思い、そこで働くことにしました。

ー 新しいお仕事に就かれて、いかがですか?

花澤さん:
運営の大変さを思い知らされました。周りの支えや、いい仲間を採用して信頼関係も築けて、個人の力だけではなくチームで動くことが多くなりました。

お仕事していく中で気づいたのが、自分の行動や言動を振り返り、時に変化させていくことが重要だなということでした。
それに気づいた後は霧が晴れたみたいに健やかになっていきましたね。以前まで個人で動くことが多かったのが、どんどん協力者が増えてチームで動けるようになり、負担を分け合える人たちが増えたので気持ちが楽になりました。

ー そこに気づくのは大事なことですよね。今の会社でご苦労されたことを乗り越えていく中で、Yenta での経験が役にたったこともありますか?

花澤さん:
コンサルの方にとある保育団体の代表を紹介してもらい、その団体が主催する保育のプレゼンテーション大会に発表者として参加した経験が今でも役に立っています。プレゼンを作成するときに、とにかく自分の過去を深掘りする必要がありました。自分で蓋をした経験をたくさんの質問で掘り返されて、とても苦しかったですね。でも、今になってその経験が自分や周囲の人と向き合うきっかけ作りになったので、とても良かったと感じています。
幼少期の体験や人との関係性を振り返って、いろんな気づきをもらいました。この体験をしたからこそ、コミュニケーションの壁にも気づけたと感じています。


人の繋がりで活動の幅が広がる

ー 花澤さんにとって Yenta はどのような価値がありましたか?

花澤さん:
Yenta は自分の活動が大きくなるきっかけになったなと思います。課題を解決するためにどう動けばいいのか知ったり行動するきっかけは、人のつながりからじゃないと生まれないと感じています。踏み出さない方が向き合わなくて済むので楽ですが、そこを取っ払うと自分がイメージしなかった世界も見えたり、マイナスだと思ってたことがプラスになったりもするのでして、本当に勇気をだしてよかったです。行動しなかったら、こんなにいろんな気づきはもらえなかったです。

ー 様々な出会いを通して、新しい自分に出会えたり気付いたりすることもありますよね

花澤さん:
そもそも、自分が何者かなんてなかなか自分だけではわからないなと感じます。それを知るきっかけや、出会いと言ったものが自分には必要でした。新しい自分に気づくこともできる時もあれば、自分が他の人にも何かを生み出す効果って絶対あると思うんですよ。

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自分が、人に喜んでもらうためにやったことでなくても、結果的にそれが相手のためになったりすることが面白いです。

ー 良い出会いはお互いに良い影響を与えると思います。

花澤さん:
今の私の生活を取り巻いている中で、Yenta でお会いした方や自分にとってポジティブな出来事がたくさんありますね。この、人を繋げる力はすごいと思います。自分の場合、今の会社に転職した時もそうでしたが、そのような繋がりから信頼関係を築くことが、自分の一番のパワーになっています。

ー 最後に Yenta をまだ使っていない方へメッセージをお願いします。

花澤さん:
新しい自分に出会えるかなと思います。自分が何者かなんてわかんないじゃないですか。自分っていうのにも気づけるし、その自分が他の人に生み出す効果を感じれると思います。人に喜ばれる回数だったり感謝の言葉を頂く機会が、昔よりも圧倒的に増えたんです。「花澤さんに言って良かった」「私が居たから人生が変わった」という言葉を、今の会社でいろんな方にいただいたのがすごく嬉しいですね。


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