南里のエンニュイレポ⑤「汲み取り縫い合わせていく」
2021年2月16日-18日
今回の演劇では長谷川さんは演出を進んで行うわけではなく演者たちが出したアイデアをいったん全て受け入れて、後ほど構成を整えるという立場をとっている。
持続可能な演劇システムとしての演者中心主義の演劇を行うことは、一方的な舞台監督のイメージを完全に押し付ける事よりも複雑だと思う。
自分の意図を演者個人が表現することから汲み取り、縫い合わせていく。
コミュニケーションの取り方も、より難しくなると思う。
また、演者も同様に自分の役割として演技に徹