包茎と攻めフェラ

私がたまに包茎を推しているので(推しているわけではないんだけど…)、Twitterでフォロワーさんが面白い本を教えてくださった。

あらましはこちらでもご覧いただけます。

面白かった。
セックスについて最もアンテナを張っていた頃には、男が言うほど女は包茎を気にしてないというのは当たり前の説で、まだ言ってんのかという思いもあったんだけど…。

「男かくあるべき論」には「有害な男らしさ」と呼ばれているものを理想として多く含んでいるのではないか、という説は…。
まあ長くなるので割愛しますが。

私の住んでいるBL界隈で、最近たまに「攻めフェラNG」という言葉を聞くようになったんですよね。
なんで
という、これを、分析的に考えてみると、これは「男らしくない」という意識からきている可能性がねえだろうか…という気がして…
いや、直接の知り合い(フォロワーさんなど)にはこの派閥の方がいらっしゃらないので、本当にそうなのかは判りかねますが。

たとえば包茎のメリットやデメリットではなく「かっこわるい」としたり、男性「役」のイケメンが奉仕したり、這いつくばってアレを咥えるのがイケてない、という風な、他者から設定されるジェンダーによる善し悪しの縛りであるとしたら、めちゃくちゃ窮屈なんです。私が。
致命的に息苦しい。

別に誰も責めたくないし、そう考えている人が悪いとも全く思っていないんだけど。

ああ長い時間をかけてゆっくりと広がっているなと感じていた自由を鼻先でバシャーンと遮られたようで、まだまだ時々おののくことがある。

おひねりをいただいたら執筆のためのおやつを買います。サラミとかチーかまとか。