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ASD傾向による不登校からの高校進学*卒業年度の春の三者面談

三者面談があった。
開始時刻を間違えて遅刻した。
iPadで一覧表を確認したが、2段階で情報が示されていて、私たちにとってはわかりにくい表だった。
わたしと息子は同じように解釈して共に時間を間違えて15分遅刻していたことに気づく。
先生にとっては、時間にルーズな親子と認識されたと思う。
それもあってか、否定的な言葉から始まった。
先生側からみたら当然なことだったと思う。

まずは、生徒会長としての、髪型、普段の学校生活での遅刻についての批判的な言葉から始まった。

髪型については、息子と話していた。
校則には髪を結ぶことについて禁止はされていない。新しい在り方だから校則に記載はないが、学校の象徴である立場だからそれに相応しい身だしなみをしてほしいという先生の望みに反しているということらしい。
さらに遅れて到着した息子に「いつ切りますか」という断定的な言葉から面談開始となった。

息子の高校は、不登校の子が選択できる公立の学校だ。学びの形態が午前、午後、夜、通信から選択できる。四年制。(2年生に進級する時に三年制も選択できる。)制服がない。そういった多様性を重んじる学校であるため、建前的には男子生徒の長髪についてルール違反ではないと息子なりに考えての選択だ。

「1話すと10返ってくる」という息子から聞いていた先生の特徴と、熱心さを体感する面談だった。

先生の考えはよく理解できた。学校では子どもたちは守られているが、社会に出るとそうではない部分がまだまだある、ということなのだと思う。
昭和の教育を受けて社会人をしているわたしには納得のいく内容であった。
息子がどう感じて、どう行動に移そうとしているのか、聴いてみようと思っている。

面談のあと少し話したが、それぞれ自転車と車で帰らねばならず、寒さに負けてとりあえず帰ろう、となった。
面談の最中に娘から着信があったが出られなかった。LINEで「感情爆発しちゃった!」すぐに通話する。心境を報告し合う。そのあと姉弟で話し、夜遅くなったため息子との話し合いは保留になっている。

話は変わるが、娘はわたしの特性を受け継ぎADHD傾向がある。社会人1年目で環境に適応せず病気休暇を取得。9ヶ月療養して奇跡的に復帰し、3ヶ月経過した。

朝目覚めると夢の中でも面談をしていた。「動機が定まれば全力を尽くすことができるんです。まずは動機を明確にすることです。」進路についてはこのように答えははっきりしている。

昨日の面談の内容をノートにまとめた。それを息子と話し合おうと思っている。

親子3人ともにHSP傾向もあり、なかなか社会では生きづらい特性をもちつつ、なんとか心と身体のバランスをとりながら人生を楽しんでいるひとり親家庭。

波瀾万丈なわたしたちの今、過去、未来について綴っていこうと思っている。

つづく


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