男女関係のゴールは蜃気楼みたいなもの

こんばんは
イエローです

新しい彼女との生活も一ヶ月がたって
少し落ち着いてきたかなと思ってますが
意外とそうでもない感じです

一ヶ月経って
あいまいな雰囲気のままあてもなく二人で過ごしている感じなんだけど
まあそういうもんだよなってことで記事にしてみました

ちょっと振り返ってみますと
6月の上旬に一緒にドライブに行って
その2週間後に勉強でもしようかってことになって
おそばを食べたりジェラート食べたり足湯に浸かったりのんびりしたデートだったんだけど

「イエローくんってなんで私とデートしてるの?」

っていう割と本質的な質問を繰り出されて

うーーーーん

ってなったわけです
その時は他に彼女もいて
でもだんだん上手く行かなくなってきてた頃だった気がしますし
なにより今の彼女のほうが女性として魅力的だったりするわけで

しかしどっちつかずの態度だったから
彼女もそんな質問を繰り出したんだろうな

そういう流れで
「一緒にいて楽しいからだよ」
っていうちょっと流し気味な返答をしたわけです

こちらから明らかに好きであることを言わされるような雰囲気があったけど
そこは焦らすようにはっきりとは言わなかったら
帰り際に
「ねえ、(私)彼女ってことでいいんだよね」
っていう確認の質問が来たので
「んー、そうだねー」
って感じで付き合うことになったわけです

40代になると
燃えるような感情とかなくなっているわけですね

そんなに興味があるわけでもないのかもしれないし
彼女がなんの音楽が好きとか
どんな本を読むとか
どんな食生活とか
そういうことを全部知ろうとしたりしないで
一緒に過ごしていくうちに自然に自分の中に含まれていくみたいな感じだと思う

付き合って1ヶ月たってもあんまり彼女のことは知らない気もするし
知っている気もする
知っていてもほんの一部

とても少食で
ご飯にもある程度気を遣っていて
ちょっと筋肉質な男が好きで
離婚歴がある
実家で暮らしていて
今は実家の仕事の手伝いをしている

車はSUVに乗っていて
髪の毛はショートで顔が小さくて似合っている
化粧はしっかりしていていままでつきあったことのないタイプ

性格はいまのところ穏やかな雰囲気で、ちょっと心配性
衝動的なところもあって女性らしい
あんまりラインとか電話とか来ない
でも急に会いたくなった
とか言い始めるところもまあ楽しい

体の線は細くて
でもしっかり筋肉がついていて背中や腰のラインはすばらしい
脊柱起立筋がしっかり浮き出ていて、ヨガとか水泳やっているっていうのもあるんだろうなって思う
肩幅もしっかりしていてたくましいというよりもきれいな形という感じ
脚も無駄な脂肪はないけど細すぎでもない

お酒はあんまり飲まない
「なんで?」
って聞くと
酔っ払ったところを見せたくない

っていうから
ちょっと強がりな性格なんだなって思う

タバコは昔吸っていたらしい
マルボロメンソールだって

いいね、一緒に吸いたいなって思ってしまった

あの緑のパッケージしばらく買ってないな

でもせっかく辞めれたからもう吸いたくないそうです
それはそうなんだからその気持ちを尊重したいと思います

このまえは近所の果樹園から桃を買ってきてくれて一緒に食べた

わたしは桃をたべることはめったにないから
「ねえ。ごめん。桃のかわむいてちょうだい」
ってお願いしてそばでその様子をみていると

あぁ、近所に果樹園がある人はこんな風に桃の皮を剥くんだなって感心しました

具体的には書く余裕はありませんが、包丁またはナイフでまな板をつかうことなく美味しそうに剥いている姿に少し惚れました

そして、わたしも同じように剥くことができて
こういうときに
「ああ、いい彼女だな」って思ったりするんですね

自分ができないことを当たり前にしてくれることを
とても頼もしく思うとともに尊敬にも似た気持ちになるわけです
桃の皮を剥くってだけなんだけど
そういう小さい出来事がとてもわたしにとっては大きなことだと思います

夜を一緒に過ごすこともあるんだけど
やっぱりわたしは思ってしまうんです
「子供欲しいな」
って
でもそういうわけにもいかないからちゃんと付けるものはつけてるんだけど

彼女から
「イエローくんLサイズつけてる?」
っていう質問が来て

???
Lサイズ??
ってなったんですよ

「トイレットペーパーの芯に入らない人はLサイズなんだよ、わたしがいうのもなんだけど」

ということで経験も知識も豊富な彼女なわけです

わたしは経験も知識もないけど
体力は人並み以上にあるようなので
彼女としては満足しているようですこし安心しました

「イエローくんと子育てしたら楽しいんだろうね」
っていうようなことを話してくれて

恋愛のゴールってなんなんだろうな
って思ったりするんです

結婚?
子育て??
その先もあるの??
ずっとふたりで一緒にいること??

あんまりよくわからないけど
二人が幸せならいいなって思う

遠くに見えるオアシスがあったとして
それを目指して前に進むんだけど
結局それは蜃気楼だったりして
どこにも実はゴールがなかったりする

だからはじめからゴールなんてないっていうことにして
ゴールを目指して進むんじゃなくて
そのへんでダンスでも踊っている感覚がいいんじゃないかな

踊ってて疲れたらちょっと休めばいい
違う人と踊るときだってあるかもしれない
足首をひねって踊れなくなることもあるかもしれない

いつの間にか違うステージにあがっているかもしれない

ダンスの先にゴールはなくて
同じところで行ったり来たりしているだけかもしれない

それが現実なんだと思うんだけど
前進しなきゃいけないような気持ちになっているだけ

わたしはただ踊ってるだけでいいんだけどな
結婚したければするだろうし、子供が欲しかったら作るかもしれない
それって流れの中なんだし、幸せに過ごしている過程にそのイベントがあるわけで
そのイベントがあるから幸せなわけじゃないんだってわかっている

子供ができたら今より幸せになる
家を建てたら今より幸せになる
給料が上がったら今より幸せになる

そんなのは砂漠の上の蜃気楼だよな

幸せな道の途中に子育てがあったり、結婚があったり
家を建てたり、昇給があったり
そういうイベントがあるから幸せになるわけじゃないんですよね

じゃあ、そのイベントを目指す意味はそれほどないわけですよ
ダンスの流れの中で
付き合うことになった
旅行行くことになった
頻繁に会うようになった
泊まりに来てくれるようになった

そんな風に流れに身を任せて
ゴールなんて意識して目指すことに満足しているのはまた違う

夢や目標を達成したところで
そのことに対して満足することはなくて
ほんの少しの達成感と目標を失った大きな虚無感
だから目標なんて設定しなくてもいいんだよなっていう結論に至りました

もちろん、メリハリのある生活は大切です
それは個人の目標や夢の達成のためであって
二人の目標がしっかり見据えられていないなら
まだ踊っているだけでいいんじゃないかなぁ




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