帰る場所
年末の帰省ラッシュで混む駅の様子
毎年恒例のニュースのネタだ。
「帰る場所」があるっていいなと思う。
そこが「帰りたい場所」であるかどうかは別問題だけれど
今生活している場所の他に
「帰ることができる場所」があるというのは
ありがたいことなんだと
大人になって随分経ってから思うようになった。
春から息子が家を出て一人暮らしを始める。
引越しに向けて準備を進めるべく
昨日は家族で家電を買いに行った。
二年前にはこんな未来が待っているなんて思えなかった。
もう私の家族は終わりかもしれないと思っていた。
昨日家族4人で買い物をしながら
終わりにしなくて良かったと心から思った。
息子が新生活を始める日には
「もうダメだと思ったらいつでも帰っておいでね」
と言える。
息子も娘も父の不倫について知る必要はない。
どうせ死ぬまで生きるしかないのだから
楽しく生きていってほしい。
真実なんてクソくらえだ。
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