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元禄6年(1693年)8月10日は井原西鶴が亡くなった日です。

元禄6年(1693年)8月10日は井原西鶴が亡くなった日です。
『好色一代男』や『世間胸算用』など。
世俗的だけど爆発的に面白い、だから売れに売れた作品を発表。
実はもともと俳句に打ち込み、その後、小説家へ。見た目からして俗物っぽい人、同じ小説家なら百田尚樹氏を連想する…西鶴は大坂の豪商に生まれ俳人として浮世を揶揄する歌風で一日1,000句を作った事もあったと言います。松尾芭蕉などの台頭で流儀は廃れ、時は天下泰平になり庶民は退屈で娯楽を求めます。第二次世界大戦後の高度成長期ににも似た、戦国終わりの元禄バブルです。一念発起し小説や人形浄瑠璃を志し、源氏物語の様な色欲に満ちたそして下世話な「好色一代男」を書く。大坂の豪商の息子が7歳で愛欲に目覚め60歳過ぎまでの遍歴を赤裸々に書く。官能小説が大ヒットした。政治も文化も綺麗な表だけでは語れないのです #光る君へ #大河ドラマ

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