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「自ら学ぶ」姿勢で、可能性を広げる|応援をつなぐ人 北井悠仁さん

2020年4月。大学進学を機に、地元の兵庫県から鳥取県へやってきた北井さん。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、授業はすべてオンライン化。入学式も新歓もなく、バイトもできずに部活やサークルも禁止。思い描いたような大学生活は送れなかったと当時を振り返ります。

バイトが見つからず辛い時期を過ごす中で出会った、YELL FOR。記事制作を担当し、記事を書く前は「楽しそうだな」とわくわくしていた北井さんですが、書き始めると意外と難しく、大きく添削をされたときはかなりショックを受けたそう。それでも悔しかった分、周りに意見を求め、積極的に学び、今では記事の添削や講座を任されるようになりました。

コロナ禍、YELL FORの働き方に可能性を感じと参加した北井さんに、参加の経緯やアルバイト内容、これからについてお話を聞きました。

[プロフィール]
・名前 : 北井 悠仁
・所属 : 鳥取大学農学部2回生
・趣味 : バイクに乗ること

※掲載内容は取材当時のものです。

コロナ禍で辛い日々。そんな中、始めたYELL FOR。

ーーYELL FORではどんなことをしているんですか?

主に企業のWebサイトに掲載する記事制作を行っています。
例えば、鳥取県の企業からのご依頼で、採用広報のために社員の方に取材をして、インタビュー記事を制作したり。それから、YELL FORメンバーへ向けて、文章の書き方を教える「ライティング講座」を行っています。

ーーはじめたきっかけはなんでしたか?

きっかけはアルバイトがなかなか見つからなかったということですね。
始めはコンビニや飲食店のアルバイトに応募していましたが、新型コロナウイルスの影響もあって雇ってもらえない状況でした。

大学入学を機に知らない土地にやってきて、入学式もなく、部活・サークルも活動禁止でした。その上バイトもできず、大学にも行けないとなると友達づくりも難しくて。(大学で)パソコン1台だけ渡されて、部屋でひとりぼっちというのは精神的にも辛かったですね。

同時期に家族の仕事先が、コロナの影響で倒産してしまって学費の支払いが厳しくなったんです。そのときに出会ったのが、YELL FORでした。(アルバイトといったら)飲食店の接客やレジを想像していたんですけど「こんな働き方ができるんだ!」と思いましたね。

ーー印象に残っている出来ごとは何ですか?

日本海ケーブルネットワークさんで働く方に、取材をしたことが印象に残っています。今まではオンラインで完結することが中心だったんですが、この取材が初めて対面でおこなった仕事でした。実際に人と会って取材を進めていくということが、とても新鮮で楽しかったです。

(日本海ケーブルネットワークさんへの取材の様子)

それに取材した社員の方がとても魅力的で、お話されるエピソードも面白くて…引き込まれました。(取材を終えて)記事を書いているときも楽しかったですし、「どうしたらこの魅力を伝えられるかな」と没頭して制作しました。

完成した記事は人事担当者の方をはじめ多くの方から評価していただいて、凄く嬉しかったのを覚えています。

北井さんが制作した日本海ケーブルネットワークの採用広報記事

積極的に学び、気づいた「読み手の立場になって文章を書く」こと

ーー苦労したことは?

「誰でも読みやすい記事」を書くことですね。
初めは比喩や難しい漢字を使ったりすることが「かっこいい」と思っていて。でも、たくさんの人に読んでもらう記事は、誰でも読みやすい記事なんだと気が付きました。

それからは、インタビュー記事やイベントレポートなどいろいろな記事を制作しながら添削してもらい、再度制作…を繰り返して、日々学習しながら記事を書いていましたね。

それと、昔からそうなんですが、YELL FORでも分からないことがあったらすぐに聞くようにしていました。分かっている人にちゃんと聞いて、そこで覚えてしまうぐらいの姿勢で取り組みました。そのおかげもあってか、記事制作を始めて三か月ぐらいから、添削が減ってきました。

これからも積極的に学ぶ姿勢は大切にしていきたいし、大学生活や就活、社会に出てからの色々な場面で活かせるのではと思っています。

ーーやりはじめて自分の中で変わったことは?

時間を上手に使えるようになったということですね。
最初は自分の仕事を、どれくらいのペースでやれば良いのか想像できなくて。仕事を重ねていくことで「この仕事はこれくらいの時間で終わるかな」といった概算ができるようになりました。

YELL FORの方と面談をしたとき「(自分に任せられた)仕事をどれくらいの時間でできるのかを想定できる力を身に付けよう」という話をしてもらって。単に仕事を重ねるだけではなく、時間配分を意識して取り組むことを学びました。

ーーこれから楽しみなこと、やってみたいこと

(記事制作の仕事を通して)記事を書く面白さを知ったので、これからも継続して書いていきたいと思います。バイクが好きだったり、大学で化学を学んでいるので、そういった分野でも書けたらいいですね。

YELL FORでは、自分が今までやったことがないことを仕事を通して経験し、多くのことが学べると思います。

これからYELL FORに参加する人は、はじめての事や少し苦手意識を感じていることにも「楽しもう」っていう姿勢でチャレンジして、新たな経験を積んでいって欲しいです。

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YELL FORは、「仕事がめぐる、前へ進む」をサービスコンセプトに、企業の広報・事務などの業務をアウトソーシング出来るサービスです。子育て中の方をはじめ鳥取県を中心としたメンバーで「リモートチーム」を組み、離れていても近くにいるかのような絶妙な距離感で、企業様の事業・組織の前進をサポートしています。

「応援をつなぐ人」は、少し先を歩いたYELL FORメンバーの記録が、新しいことを始めたり、一歩踏み出す勇気や応援になる。そうなることを願って、等身大の記録をまとめています。

詳しくはこちらのWebサイトをご覧ください。


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