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人との関わりが、自分の価値観を広げてくれた|応援をつなぐ人 國森雅己さん

何かを始めたいけど何をしていいか分からない。やりたいことが特に無い。そんな人も多いのではないでしょうか。

YELL FORに参加していた國森さんは、「動画編集の経験をして、自分はこういうことに興味があるんだと気づきました」と話します。

今までしたことの無い経験や出会いは國森さんの世界を広げ、これからの進路にもヒントをもたらしました。

YELL FORで沢山の人と関わりながら働く中で新しい価値観を見つけた國森さんに、参加の経緯や業務内容、これからについてお話を聞きました。

[プロフィール]
・名前 : 國森雅己
・所属 : 鳥取大学4回生
・趣味 : 音楽を聴くこと

※掲載内容は取材当時のものです。

ゼロから自分の力で生み出すやりがい

ーーYELL FORではどんなことをしていますか?

YELL FORでは主に動画編集や記事制作を担当していました。

動画編集では、日本海ケーブルネットワークさんで放送されている鳥取大学の研究室を紹介する動画を編集しました。何分何秒にテロップを入れて、ここの動画を使ってくださいという仕様書をもとに編集を進めていきます。「ディゾルブ」のような専門用語で指定される操作を自分で調べたり聞きながら覚えて、一つ一つ進めていきました。

記事制作では、YELL FORメンバーにインタビューをして、今後YELL FORへの参加を検討する人に向けた記事を書いていました。

ーーYELL FORを始めたきっかけは?

もともとYELL FORの前身プロジェクト『YELL FOR LOCAL』に参加していて、そのプロジェクトにとてもやりがいを感じたというのが一番大きかったです。それまではスーパーの品出しや学童でバイトをやっていたんですが、コロナでシフトが減ってしまったんです。地域の魅力紹介や動画企画がオンラインでもできるならやってみようかな、という気持ちで参加しました。

ーー印象に残っている出来事はなんですか?

YELL FOR LOCALの時の話なんですが、鳥取の魅力を動画で伝えるために一から企画・撮影・編集までを行ったことがすごく印象に残っています。それまで経験してきたアルバイトは「◯◯◯をやっておいて」という指示を受けて、その指示通りにやるお仕事が多かったんですが、鳥取の魅力を伝えるために自分が中心となって組み立てていったことにとてもやりがいを感じました。

鳥取はカレーが名産なので、鳥取のカレーを使ってききカレーをやったり、湖山池を一周して鳥取の名スポットの紹介動画を作ったり、他にも鳥取のお土産をプレゼンし合う企画など、いろいろやりました。

作成した動画はYouTubeにあがっています。YouTubeに動画をあげるところまでも自分でやったのでほんとに全部やったなという感じです。

こういうYELL FOR LOCALで経験したことがYELL FORでのお仕事にもすごい直結してるなっていうのはよく感じます。

ーー活動中苦労したことは?

動画編集や記事制作もそうですけど、どれも初めてのことなので、自分で何かを考えて仕事をするということには苦労しました。

以前やっていたスーパーの品出しバイトは「ここにこの商品を出してください」で完結していたんですけど、記事制作や動画編集は、完結・完成させるまでに、この言葉遣いはどうだとか、ここの動画のエフェクトはどうしようみたいな、細かいところまでいろいろ自分で考えないといけないのは、今までのアルバイトと比べても苦労しました。

それに対して、乗り越えたというよりは、逆に自分でいろんなことが決められるっていうのは自由度が高くていいなと思って、苦労しつつも楽しんでやってました。

多様性を受け入れながら社会の疑問に立ち向かう

ーーYELL FORに参加して自分の中で変化はありましたか?

YELL FORで沢山の人と関わる中で、自分の世界が広がったように感じました。以前までは自分の周りに家族や大学生の友達とかしかいなかったんですが、YELL FORでいろいろな生き方をしている人と触れ合って、それまで自分が抱いていた価値観のようなものが大きく変化したように思います。

例えば主婦をしながら在宅で働いてる人がいたり、社会に出ていくための土台作りをしてる人がいたり、「あ、この人はこんなこともできてるんだ」とか。いろんな人と関わり合って動画や記事を作り上げていく経験をして、自分は何かを作り上げていく過程が楽しく感じたので、その経験が就活時の企業選びにもつながったのかなと思います。

ーーこれから楽しみなこと、やってみたいことはありますか?

いろいろな社会の疑問や理不尽に立ち向かっていけたらいいなと思います。例えば、就活してるときに思っていたんですけど「なんで髪の毛は黒でみんなスーツじゃないといけないんだ」とか「ノックの回数とかどうでもよくない?」みたいな。髪色1つにしても「外国人が面接に来たら黒髪強要するのかな?」と、そう思ったりしていて。

今後社会に出ていく上で、自分では納得いかないルールに自分の意見をぶつけてみたいなと思います。ただ、もしかするとそういったルールには別の観点からの意見があるかもしれないし、自分の考えが足りていないところもあると思います。そこは「自分の意見が正しい」と押し通すのではなくて、周りの意見にもしっかり耳を傾けながら、受け入れながら対話ができたらいいなと思います。

ーーこれからYELLFORに参加する人へ

就活で活きるからYELL FORに参加するっていうのはおかしいですけど、自分の人生経験の糧となるので、特に自分と同じ立場である学生さんにはオススメしたいです。

僕はYELL FORで動画編集の経験をして「自分はこういうことに興味があるんだ」と気づきました。YELL FORでは他にも、記事制作やリサーチ、資料やスライド作成、色んな人との関わりなど様々な経験ができるので、自分が将来やりたいことがもしかしたら見つかるかもしれません。

これから何かを始めてみたい人、何かを見つけたい人にとっては、とてもいい機会になるんじゃないかなと思います。

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YELL FORは、「仕事がめぐる、前へ進む」をサービスコンセプトに、企業の広報・事務などの業務をアウトソーシング出来るサービスです。子育て中の方をはじめ鳥取県を中心としたメンバーで「リモートチーム」を組み、離れていても近くにいるかのような絶妙な距離感で、企業様の事業・組織の前進をサポートしています。

「応援をつなぐ人」は、少し先を歩いたYELL FORメンバーの記録が、新しいことを始めたり、一歩踏み出す勇気や応援になる。そうなることを願って、等身大の記録をまとめています。

詳しくはYELL FORのWebサイトをご覧ください。


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