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今度は私が誰かの支えに|応援を繋ぐ人 浦部由美子さん

長く飲食店で働き、その傍ら事務の仕事も並行して働いていた浦部さん。

コロナ禍に入り、働ける時間が少なくなったため、次の仕事に繋げるためYELLFORへの参加を決意しました。

「いつかは自分で飲食店を経営したい」そう何となく思っていたものの、YELLFORで色んな人と一緒に働き、お話しすることで、「人の話を聞くのが好きかも」そう改めて思ったと語ります。

そんな浦部さんの新たな目標とは…?

コロナの影響を一番に受けていると言っても過言ではない飲食店。そこで働く浦部さんは、YELLFORでどんなお仕事をしているのか。そして誰かを励ます一歩になるように、浦部さんのこれからについてのお話を聞きました。

[プロフィール]
・名前:浦部 由美子
・職業:飲食店勤務
・好きなもの:ずっと一緒にいる愛犬ココちゃん

※記載内容は取材当時のものです。

待ってくれる、聴いてくれる、皆で働きやすくしようとするYELLFOR。

――YELLFORではどんな仕事をしましたか?

主には、動画を聞いて文字起こしをし、それを記事にする仕事をしました。他には、リサーチをしたり、講座を受けたりもしました。記事の内容は、看護や介護についてだったり、今回みたいに取材するところから担当してインタビュー記事をつくったり、いろいろなジャンルの記事制作を担当しました。

リサーチはインターネット検索で様々な情報を探し、まとめたりする仕事で、私は特定の業界・キーワードでヒットする企業について調べていました。

――YELLFORをはじめたきっかけは何ですか?

もともと飲食店で働きながら週3回くらい昼に事務の仕事をしていたんです。だけどコロナが始まって条件が合わなくなってしまったんです。だから「この昼の仕事は辞めようかな」と考えていましたが、同時に飲食店の方も時短営業することになりました。それで別の何かを探していたところ、鳥取マガジンに掲載されていたYELL FORの求人記事を見つけました。

半年間だけと書いてあったので迷いましたが、在宅ワークっていうのがポイントで、半年間あったら他の何かを探せるかな、と思い応募しました。

(YELL FORは2021年、「キャッシュフォーワーク」の助成を受けテレワークやIT・事務スキルを身につける半年間のプログラムを実施しました)

――印象に残っている出来事はありますか?

在宅ワークではないのですが、こども関係の施設にアンケート郵送とイベントの後片付けのお手伝いをしに行ったんですよね。写真を見せてもらったりとか、その施設がこういうことをやって始まって、こういう活動をしているんですよっていうのを聞かせていただいて、これがきっかけで「こどもの居場所」関係にも興味がわきました。

あとは、ライティングやデザインの講座など、学ぶこと結構好きで、楽しいなと思いました。

(卒業式のギフト、YELL FORクッキー)

――YELLFORのお仕事で苦労したことはありますか?どうやって乗り越えましたか?

在宅ワークは集中できる一方で、モチベーションを維持することに苦労しました。

でも、「モーニングルーティン」というオンライン朝礼みたいなものがあって、その場に参加してそこからお昼過ぎまで仕事をする、という流れを作ることができました。

一緒に働いてくれる人同士で話す場面で、「私こんなこと思っているんだ…。」「私も…!」みたいなことがあったら、誰かがそれを藤吉さん(YELLFOR事業担当者)に伝えてくれて、それがすぐに改善されて…。こんな風に活動的な人がいたり、全体で働きやすくしようとしてくれているっていう体制はありましたね。

自宅以外で作業ができるサテライトオフィスが米子にできたので、そこも活用させていただきました。

新しいことを始めるみんなをみて私もパワーをもらった。

――YELLFORを始め、ご自身の中で「6カ月前と変わったな」と思うところはありますか?

大学生や主婦の人とか、副業の人とか、求職中の人とか、色んな人と一緒に働くことで、「私は話を聞いたりとか、支援をするのが好きかも」と改めて思いました。みんなと受けたチームビルディング講座の中で、事前に用意したライフラインチャートを使いながら、昔のことを話し合ったんです。その時、一回うつ病になったとか、不登校になったとか色々聞いたりして、「そういう人たちを支援してあげられたらいいな」、って思ったんです。あと、YELLFORの活動を通じて「あんまりお家にいたくない子もいる」というお話を聞いて、そういう子どもたちのお役に立てるようなことが出来たらいいなって思いました。

(実際に講座で使った「ライフラインチャート」:縦軸に幸福度、横軸に時間をとり、そのグラフに曲線を描くことで、自分自身の人生を振り返り、可視化できる自己分析法の1つ。)

――その気づきから、これからこんなことやってみたい!と思ったものはありますか?

飲食店の経営をしてみたいと思っていましたが、コロナがいつまで続くかわからないから、それは一旦保留しています。この歳になって新しいことを始めるのは…ってちょっと躊躇もしていたんですけど、今の年齢だからこそ出来ることを探して、それが一生の仕事になればいいなとも思っていて、「どんな資格を持っていたら、こんな仕事が出来るのか」とか「私がやりたい事はどういう仕事なのかな」って調べている段階です。そして今は支援員とか社会福祉とかそういう資格を取りたいと思っています。

藤吉さんも、私のちょっとした発言から「こんな制度あるよ」とか調べてくれたり、そういう制度も調べて進めていけたらな、と思っています。

やっぱり一番パワーになったのは、YELLFORでこれから就職したりする大学生を見て、「自分もなにかやりたい!」て思えたことかな(笑)。

(愛犬のココちゃん。たまにzoomに顔を出して、みんなのアイドルでした。)

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YELL FORは、「仕事がめぐる、前へ進む」をサービスコンセプトに、企業の広報・事務などの業務をアウトソーシング出来るサービスです。子育て中の方をはじめ鳥取県を中心としたメンバーで「リモートチーム」を組み、離れていても近くにいるかのような絶妙な距離感で、企業様の事業・組織の前進をサポートしています。

「応援をつなぐ人」は、少し先を歩いたYELL FORメンバーの記録が、新しいことを始めたり、一歩踏み出す勇気や応援になる。そうなることを願って、等身大の記録をまとめています。

詳しくはYELL FORのWebサイトをご覧ください。


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