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20240207_爪を切る人に当たる陽の光

・ラブソングとかの「世界中が敵になっても自分だけは君の味方でいるよ」みたいな表現に対して、何やったら世界中が敵になるんやというツッコミみたいのあるじゃないですか。

・最初、確かに!!!と思った。かなり気持ちよい確かに!!!が出た。こういう鋭くわかりやすい視点は羨ましくもあるし。

・ただそこからある程度生きてきて、「世界中が敵になっている(と感じる)」というときって実はあるよなと考えを変えました。

・単純に今日なんか何もかもうまくいかないなって日とか、たまたまいろんな不幸が重なってしまったりすると、呪われてる、、?とか言ったりするけど、それがまさしくそうで、そんなときに彼とか彼女とかがいつもと変わらない(=味方でいる)だけで幸せにはなれる。

・意外とそんなときパートナーも弱ってたり機嫌悪かったりするからね!!!それもわりとしょうがない理由だったりして、だからこそ余計世界が敵に見えるんだよな。

・なので「いつでも君の味方でいるよ」は本当は当たり前のようで難しく「いつでも」だともはや実は不可能に近い。となるとやっぱり、せめて「世界中が敵になってる」ときだけは「君の味方」でいれたらいいし、いてほしい。

・「世界中が味方」のときも実はある。なんか今日いろいろとツイてるじゃ〜んみたいな。そういうときもちゃんと味方でいてくれる人のことを認識したいね。

・君を守るよ←何から?論もわりと同じで、今日だめだめだ〜みたいなときに、慰めてくれたりスイーツ買ってきてくれたり、それはもうだめだめモードから「君を守ってる」わけです。

・ありふれた歌詞とか表現を、ありふれてる〜と思う一歩先に、実はわりとその通りだとなることはよくある。そういうことを思う。ありふれてることは大抵真実なので。

・結婚願望とかの根本にもこういう考えがあるな。味方でいてほしいところもそうだけど、それ以前に、当たり前のことを思い出したり思考を広げたり切り替えたりするのに、肉体と脳が自分と切り離された完全なもうひとりの自分(?)みたいのがいるといいなと思う。それをパートナーに私は求めている。求めすぎでは?

・めずらしく、夜ごはんひとりだった。そもそもあんまり夜ごはん食べないようにしているけど、今日は寂しいのと暇つぶしのための残業をがんばるぞ!とちょっとだけつまめるようなものを作った。

・彼が苦手なきのこを食べるチャンスなので舞茸のグリルと、冷凍していた卵白を頑張って泡だててスフレオムレツ。どっちも美味しくできて、静かに幸せだった。嬉しくてツイートまでしちゃった。

・この前友だちと普段飲まないスパークリングワインにあわせて生マッシュルームを食べたときの不思議な喜びが強く記憶に残っている。きのこ欲とバター欲をそれぞれ満たした気持ち。でもまた食べたい。


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