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『ヤゴーシラカワ』の新メンバーになりました

みなさんはじめまして。
岐阜県加茂郡白川町の地域おこし協力隊に着任した、澁谷尚樹(しぶたになおき)です。
「ヤゴーシラカワ」という、白川町の地域メディアの編集/ライターを担当します。

2023年1月に大阪から移り住み、はや一ヶ月が経とうとしています。
少しずつ生活にも慣れ、
「ヤゴーシラカワをもっと知って欲しい…!!」
という気持ちをカタチにするため、まずは自己紹介をさせていただくことになりました。


自己紹介

大阪府岸和田市出身の29歳です。だんじりが有名な町です。
前職はサッカースクールのコーチをしていました。

スクール中。話聞いてくれてないね、君。

「地域に住んで『書くこと』を仕事にしたい」という想いを捨てきれずに退職。縁あって白川町と出会いました。

ノートに思っていることを書いたり、
本屋さんやカフェに行ったり。
ゆったりした時間を感じられることが好きです。

「自分が本気でやりたいことってなんだろう?」
社会人になってからは、ずっとそんなことを考えていました。

でもそれって、少しの時間考えたら分かるものでもなく…
だからやりたいことが分かるまで、考えて行動し続けたいと思うようになりました。
「書くこと」は考えるための大切な行為。それを繰り返しているうちに、「書くこと」自体が好きになっていきました。

活動内容

「ヤゴーシラカワ」という地域メディアの編集/ライターを担当します。

白川町には、お互いの家を『屋号』で呼び合う慣習が残っています。『屋号』ってお店を開いたり、自営業をしている人だけのものじゃないんですね。

家のまわりの地形や土地にあるモノ、家業にまつわるものから発祥がわからないものまで、その種類や起源は様々なんだとか。

屋号の焼印。昔はこれを押して、自分の物だと証明していたそう。

『屋号』は、その人のルーツをカタチにしたもの。

ヤゴーシラカワでは、白川町に住む人たちを深掘りして、その人たちの想いをカタチにして残すことを目指します。

「こんな人がいるんだ!白川町に行ってみたい!」
「あの人ってこんなことしてるんだ!今度会ったら聞いてみよう」
「ずっと住んでるけどぜんぜん知らなかった…」

見てくれた人に、何かのキッカケを。
ヤゴーシラカワがたくさんの繋がりの土台になってくれたらなぁなんて思っています。

白川町の人は、
・先祖は何をしていたのか
・どこから白川町にやってきたのか
・自分の家は本家か分家か
など、家の歴史についてよく知っているんですね。

ぼくは自分の家のことはほとんど知りません。今度帰ったら聞いてみよう。

『屋号』を通して、たくさんのものが受け継がれている。

茶葉の手揉み作業。こういった伝統も大切に受け継がれています。

今を生きる人たちの想いも、これから受け継がれていくように。
そんな文章を書きたいです。

一ヶ月暮らしてみて

早いもので、白川町に来て一ヶ月が経ちました。

大阪と比べると朝晩の冷え込みがすごい。
大阪で、「これで5回は冬を乗り切ったんねん!」と意気込み買ったダウンジャケットは、毎朝暖房のない台所で使用されています。毎朝ありがとう、ごわごわダウン君。
電動ひげ剃りは寒さでバッテリーがやられ、充電ゼロに。車のフロントガラスは凍って前が見えない。初日の出勤時は、「ひげを生やして遅刻するかもしれない…!!」とかなり焦りました。この日ばかりはマスクに感謝です。

雪はなかなか降らない白川町。この日は珍しく積もり、幻想的な光景が

ただ、人は温かい。月並みな表現で申し訳ないですが…

いろんな人が話しかけてくれます。

「あの店主がいるから、買い物して帰ろう」
そんなことを思ったのは、白川町に来て初めてです。次会ったとき、その店主はぼくのことを忘れてしまってたりするんだけど…
「この前あんなに喋ってくれたのに…!!」
それだけ人と人の繋がりのハードルが低く、地域の雰囲気を作ってるんだなと思います。覚えてもらえるように頑張ろうっと。

ランチ中にヤゴーシラカワについてお話すると、さっそくHPをチェックしてくれました!

地域おこし協力隊の任期は三年。
既に一ヶ月が終わってしまったと考えると、あっという間です。
きっと任期が終わったときも、「あっという間だったなぁ」と言う気がします。ぼくはそういう町に来ることができました。

限られた期間で、たくさんのものをカタチに残せるように。この町で過ごしていきます。


見出し写真のボツシリーズたち。
カメラを向けられるとテンション上がりますよね
飛んでみよっと
ふぇーーーっ!!?

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