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道端223.重ねた小石の塔

6月17日、横浜は晴れ。朝起きてベランダのプランターに水をやる。コーヒーを入れる。ダメになりそうな食パンを思い出してバターを塗って玉ねぎ入れて卵乗っけて塩胡椒かけて焼く。
アルバムが出るのかあ。
しみじみしている。

食後に、めんどくさがって豆はひかずにインスタントコーヒーを入れる。
去年の今頃何をしていたんだろうと思い返して日記を探ってみると。

20190617
気づいたことがあれば
全てを投げ捨ててそれをメモしなければならない
考える暇も捨て
着地点など見ず
飛び立つ羽さえあれば
あとはどうにでもできる

今日、あとでやろう
で3つは羽をなくした

こうなったらもう再現は難しく
再現しようとしたところで
純度の高い問いは生まれてはこまい

あとでやろう絶対やろうって思ってたら肝心な内容を忘れてしまったというのをなんか少し周りくどく書いている。恥ずかしい。これは恥ずかしい。
ツイッターのほうも見てみると、どうやらこの3日間熱をだして風邪をひいていたようだった。熱に溺れてるんだこれは・・・。

普段から、曲の歌詞やら、メロディーやら、そういったものをメモするし、生活のことでもなんでもかんでもノートやアプリにメモするのが趣味ってくらいに記録している。書き漏らして忘れてしまうことへの恐怖感と焦りから逃れたいのである。そして書かないとぐちゃぐちゃして何もできなくなるのである。忘れると自分に怒りが生まれるから面倒臭いのでそれを避けたい。恥ずかしながら頭の中だけでの整理がとても苦手だ。

去年のこの日、この曲できたら絶対名曲だろうっていうのを失ってしまったので心が折れていたんだろう。たぶん。
でもそうだね。
最初に生まれたものの純度ってのは、この世の神秘のひとつで、なぜか忘れてしまった後に追いかけようと必死になっても、手にしたものがなんだかニセモノのような気がする。
コレジャナイ感みたいな気持ち悪さが残る。
悪くはないんだけどな、という。

純度の高いものばかり集めてきたつもりではある。

話は少し逸れるけど、ミュージシャンの特に魅力的なところのひとつにいわゆる「アゲ●ン感」というものはあると思う。その人といると気分が高まるしなんだか世界が煌びやかに見える。アガってく感じがする。これは言い方が悪いけど、分かりやすさを重視すると、こうなる。。。
そしてそれを「光の粒々」と表現することがある。
自分たちは光の粒々であり、誰の周りにもあるというもの。
それで話は戻る。そんな存在になれたらいいと思っている。
純度の高い光の粒々でいたい。

今日出るアルバムが知らないところで誰かの手にとられて、気に入ってもらえたらいい。
いずれその人の手をとったり背中を押してくれると思いたい。
それはエゴかもしれんが、、とにかくでも「なんかいいな」と思ってもらえたらいい。
ライブみたいな、とかでもいいし。

素粒子たち、というアルバムが出ました。
ぜひお店で(WEBでももちろん)買ってもらえたら嬉しいです。

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残り数名ライブ入れます!

bonod.jp@gmail.com

までご予約ください。

★インタビュー公開!
1st debut album『素粒子たち』リリース記念 メンバーインタビュー | 小野雄大公式ホームページ

本当にメンバーみんなと出会えたのが、なんといったらいいかわからないけど、嬉しいんだよね。

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