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看護師×ラリードライバー

「やりたい」を実現させる

四日市消化器病センターでは、看護業務と広報活動のダブルワークをする
看護師がいます。今回は、具体的な広報活動と、看護業務との両立についてご紹介していきます。

T.Nさんの経験

 T.Nさんは以前急性期の総合病院に勤めていました。学生の時は「奨学金もあるし、学校の先生が大きな病院に行きなさいと言うから」と、あまり考えずに面接試験を受けて入職することになりました。配属先はICUで正直あまり希望ではなかったそうです。辛くて泣いてしまったことがあっても、ここで頑張れば立派な看護師になれると不安でいっぱいの自分を勇気づけて頑張っていました。それでも、やっぱり自分は大きな病院は合わないのではないかと考えたり、同期と比較したりして、精神的に萎縮していき、自分が自分でいられなくなっていきました。

【コメント】

看護師一年目"転職への挑戦"

 あまり考えず、就職先を選択した自分をとても悔いました。
何でもっと大きい病院から小さい病院までしっかりと見て考えなかったのだろう、なんでもっと自分のことを分析して自分に合う職場を考えなかったのだろうと。そして、看護師1年目の12月を最後に転職することを決心しました。「今やめたらもったいない」、「まだ何も知らない状態でやめるべきではない」と周りからは反対の意見ももちろんありました。でも絶対に後悔したくないという強い気持ちで挑み続け、職場を辞めることができました。

看護学生さんに伝えたいこと

  現在は四日市消化器病センターで働き始めてから半年が経とうとしています。今率直に思うことは「本当に転職してよかった」です。初めて心から"この職場で働きたい"、"本気で自分をアピールしたい"と思いました。ベンチャーな病院であるからからこそ、若手看護師の意見が生かされるような環境で、自分の好きなことをさせてもらっています。私のような若い看護師でも病院を経営するという視点から学ぶことができますし、社会人としても看護師としても、小さい病院であるからこそ幅広い分野で成長できます。
ここに来てからは看護師が活躍できる場所はたくさんあるのだと感じました。看護学生の皆さんは急性期に行けば間違いないと思ってはいませんか?成長できる場所は大きい病院だけとは限りません。自分にあった職場を見つけるのは簡単ではありませんが、勇気をもって行動することは大事だと思いました。

「当院での働き」「広報の大切さ」

  現在、主に看護師として眼科での外来業務、眼科の手術直接介助、肝臓の手術の直接介助を担わっています。また、本部としては広報の活動を中心に行っており、最近ではTicTokの開設やラリー部としての活動を通して、さらに病院について知ってもらおうと活動しています。
ここで病院がTicTok?ラリー??と思う方もいらっしゃると思います。
他の病院ではやらなさそうなことを日頃意識して、当院に来たいと思ってもらえるようにしていきます。

病院と個人が成長できる理由

 職種を問わず、四日市消化器病センターの職員は日々チャレンジを
しています。今回のTicTok発信のように、今まで動画を使った広報活動は一度も行ったことがありませんでした。前例がないからこそやってみたいと思うことや、それを行動にして結果を出すことはとても大切なことです。
他にも、ラリー部などチームで活動することの大切さを学んでいき、チーム医療で活かしていくことも今後大切にしていきたいです。
「やりたい」をサポートして、初めから色んなことを経験してもらうのが四日市消化器病センターの教育法です。
チャレンジを続けるスタッフがいることで当院は成長し続けているのだと思います。







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