見出し画像

エネルギーの支出と収入を管理するー後編

(5,410文字/個人差はありますが、約9分~13分程で読めると思います)

こんばんは。よこはま発達グループの佐々木です。
先週は、「エネルギーを管理するってどういうことか?」について、銀行口座の預貯金を例を出しながら理屈の部分を書いていきました。今回は、もう少し具体的に考えていくためにはどうすれば?というテーマで書いていきたいと思います。もし、まだ先週のコラムを読んでいない場合には、先にそちらを読んで頂いてからの方が理解しやすいと思います!
   
本題の前に、少し別のテーマを。


コンサルテーションの役割

新年度に報酬改定もあったりで、多くの現場は忙しくされていると思います。そうした中でも、よこはま発達グループでは全国様々な地域の方々よりコンサルテーションのご依頼をお受けし、現場の支援を一緒に考えさせて頂いています。  

僕自身も、エリアは北海道~九州まで、ご一緒させて頂く先も発達障害者支援センター、幼稚園、児童発達支援、放課後等デイサービス、就労継続支援、生活介護、入所施設、相談支援、行動援護など幅広いです。

コンサルテーションって、実際には何をしてくれるのかが分かりにくいこともあったり、ハードルも高そうなイメージがあったりかもしれません。でも、僕らの役割は、声をかけてくださる現場の皆さんと一緒になって現場の支援を考えていくことであって、批判をしたりダメ出しをするようなものではありません。

それぞれの現場で共通している悩みもあれば、そうでない悩みもあります。

一つ一つの困りごとについて、一緒に整理して、考えていく、それがコンサルテーションの役割でもあります。それぞれの事業所の現状やニーズがありますから、支援のあり方が一律でないように、コンサルテーションのあり方も一律ではありません。

現在の日本の報酬要件では、コンサルテーションを入れても加算はありません。ですので、事業所さんの完全に持ち出しです。だからこそ、それに見合うだけの価値を提供しなければならないと思っています。そのため、一律のものではなく、柔軟に、それぞれの事業所さんのニーズにあったコンサルテーションを提供していく必要があるんだと、そう思って取り組んでいます。 

また、外部の目を入れるメリットは多くあると思います。自分たちだけで取り組んでいると、時々視野が狭くなったり、考えが偏ってきてしまうことがあります。それは僕らもそうです。だからこそ、定期的にミーティングもするし、児童発達支援(よこはま発達サポートルーム)にも、クリニックや相談室のスタッフが入るのではなく、コンサルテーションとして外部の先生に毎月入ってもらっています。

一つの事業所さん、特定のスタッフの方々だけで全てを担う必要はありません。


もし「ちょっと話を聞いてみたい」という事業所さんがあれば、ぜひ下記URLよりご連絡をください。詳しいご説明をさせて頂いたり、疑問点についてもご説明いたします。その上で、どうするのかをご検討いただけると嬉しいなと思っています。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_nOiEIH62Ira8R66Ae2VG5jt7b5MZ1RfzsaaksyJXJd3svw/viewform

エネルギーの支出と収入を把握する

前回も書きましたが、お金の管理をするためには、
・今どのくらいお金があるのか
・何にどのくらいお金がかかっているのか
・いつ、どのくらいのお金が入ってくるのか
こうしたことを把握しなければなりません。

これは自分自身のエネルギーも同様です。

ここから先は

3,539字 / 1画像

共通プラン

¥980 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?