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Salah - 誰にも負けない努力を重ねろ

2020年に撮影されたフランスのPoppingダンサー、
Spider Salahのインタビューです。

▽目次
1.コロナ禍でのダンスについて
2.音楽について
3.ダンサーへのアドバイス

ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー

僕の名前はSalah、フランス出身だ。
父はモロッコ、母はアルジェリアの出身。

ストリートダンサーで、
色々なスタイルのダンスを踊るのが好きだよ。

コンテンポラリーダンスでも、
ポーズが面白いなと思えば
自分のダンスに取り入れてみる。

だから、Mr.エンターテイナーとか
呼ばれるのかもしれないね。

コロナ禍でのダンスについて

コロナ禍でのダンスっていうのは、
本当に大変だよね。

僕も長年世界を旅しながら教えていたから、
ロックダウンの状況は
身体的にも精神的にもダメージが大きかった。

だけどある日、自分のおなかを見て驚愕したよ。
めちゃくちゃに太ってしまっていた…。
そして、このまま何もしなかったら
もっと状態が悪くなるなと思ったんだ。

だから、そこからはトレーニングを再開して、
大好物の甘いものも食べ過ぎないようにしてみた。

今はイベントも全て中止されている。
だからこそ、心を結束させて頑張るときだ。

実は僕は、ダンスを始めた小さい頃、
周りの人にボロクソに言われていた時期が
10年続いていたんだよ。

「パクリだ」とか「ダンスが下手」とかね。
そのせいで、狂ったように泣いたこともある。(笑い)

だけど、本物のストリートダンサーを
YouTube上や間近で見たときに、
圧倒されたんだ!

例えば、フランスのWalid。

彼のウェーブを見た時、
僕は赤ちゃんみたいにずっと驚きっぱなしだった。
それでやる気ががぜん沸いたね。

加えて、中傷は続いたけど、
その時に受けた傷のおかげで精神的に強くなれた。
練習に向かわせてくれた。

だから、今はもうそんな人の言うことは気にしない。

音楽について

これを言うと「Salahはイカれてる」
って思われちゃうかもしれないんだけど、

僕は新しい音楽を聴くと
何かが近づいて話しているような気がするんだ。

なぜだか分からないけど、
次の音が感覚的に分かってしまう。

例えるなら、映画を見るのとよく似ている。
音一つ一つにキャラクターがあって、
小節が終われば新しい展開が待っている。

ダンサーへのアドバイス

良く覚えておいてほしいのは、
イベントをオーガナイズしているからって、
「絶対あのダンサーは金持ちだ!」
とか決めつけないことだ。

オーガナイズすることは、
質の良いコンテンツや経験を
与えてくれることなのだから、
勝手にそうやって解釈してはいけない。

僕はオーガナイズをもう辞めたんだが、
その理由は、参加者が遅刻ばかりして、
ごめんごめんと謝るだけだったからなんだ。

そして、何をやるにしろ、
誰にも負けないくらいの努力を重ねろよ。
家でボーっとして、機会をうかがっていちゃいけない。

自分から動いて、
一生懸命練習に打ち込んでほしい。

ーーーーーーーー〈終わり〉ーーーーーーーーー

※話す内容の順番を入れ替え・省略している場合がございます。
ご了承ください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

▽引用元動画


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