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Slim Boogie 1/2

アメリカのカリフォルニアに在住する、
アニメーションをスタイルとするSlim Boogieのインタビューです。
2019年に公開されたものです。

▽該当動画

▽このノートで主に学べること
1.Slim Boogieがダンスを始めたきっかけ
2.日本人の師匠、Taboさんとの出会い

※内容を損なわないよう、
喋っていることをなるべくそのまま書き起こしているため、
分かりにくい表現があることもございます。ご容赦ください。

ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー

僕はアンソニー・アームストロング(本名)、
カリフォルニアのロサンゼルス出身だ。
Poppingっていうスタイルのダンスをやっているよ。

14年、15年くらい踊り続けているかな。
小さいころ、ブラックミュージックやHip hopは聴かないで育った。
聴いていたのは実はジャズだった。

≪ダンスに魅せられたきっかけ≫
高校卒業前、18歳の誕生日に、友達がチラシをくれたんだ。
それはレイヴ※イベントのチラシだったんだけど。
(※ダンス音楽を一晩中流す大規模な音楽イベントやパーティー)

(そのイベントに行ったとき、)周りの人たちが踊っているのを見た。
皆踊りが大好きだから踊っている感じだったよ。
見られていることなんて気にせず、
ただ踊っていた。
周りにいる人からの評価とかは全く気に留めず、
ただただ踊っていたんだ。

そこで、
「僕もあんな風に踊りたい」
って思ったのが、(踊り始めた)きっかけだった。


≪Slim BoogieがPoppingを習った人≫

Johnny 5が初めて僕にフレズノ(=Poppingの基礎)を教えてくれた人だよ。

そして、彼がTabo(沖縄出身の日本人、現在はLA在住)を紹介してくれた。

Taboは僕にとって本当の先生だ。
Poppingだけじゃなく、色々なことを教えてくれた。
そして彼のダンスは、次元が違うんだ。

そこ(Poppingを始めて)からは、
毎日8時間くらい練習を重ねたよ。仕事みたいにね。

~中略~

起きて練習、
妹を学校から家に送って練習、
Taboと会ってくつろいでまた練習、
そしてクラブに行って帰る、
っていうところまでが毎日のルーティンだった。


≪アニメーションを始めたきっかけ≫

最初にバトルに参加したのは2008年だったかな。
アリゾナで開かれたバトルで、確かすぐ負けたと思う。
その時は大きな赤いズートスーツなんか着ていたんだ。
まだブガルースタイルに挑戦していた時だった。

そのあとに、アニメーションとは何かっていうのを
Taboに教えてもらうよう頼んだ。

それで彼が踊ってくれたんだけど、
彼のようなダンスをする人を今まで見たことが無かったから、
「何これ!」って感じだった。
人生で初めて見たよ。

それこそが、アニメーションを学びたくなったきっかけだった。
「オーケー、準備万端だ」ってね。

そうしたら、Taboはこんな風に言ったんだ。
「アニメーションを習いたいかい?
まずは今まで習ったもの全てを忘れなさい。
そうすればフレッシュに習い始めることができると思うよ。」

ーーーーーーー〈2/2に続く〉ーーーーーーーー

最後まで読んで下さりありがとうございます。
もし翻訳希望のダンサーがいましたら、コメントにお願いいたします。優先的に対応いたします。

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さて、次回のSlim Boogieインタビューの続きでは、
・バトルで有名になった時に感じていたこと
・踊るうえでのこだわり

など、よりダンスについてSlim Boogieが深く話してくれています!
どうぞお楽しみに!

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