Jaygee - 諦めるな、挑戦しろ
Mo'Higherに所属し、2017年には世界的大会Juste Deboutで優勝を飾った韓国のJaygee。
以下は彼の2020年9月のインタビューです。
▽このノートで主に学べること
1.Jaygeeのダンスヒストリー
2.ダンス仲間との出会い、チーム結成の秘話
3.若いダンサーへメッセージ
▽該当動画
※話す内容の順番を入れ替え・省略している場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※プロの翻訳家ではないため、
分かりにくい表現があることもございます。ご容赦ください。
ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー
《ダンスを始めた時期》
10歳くらいの頃に始めたな。
その頃はK-POPを見て、振付を覚えて踊っていた。
Poppingを習いだしたのは、多分2004年だったと思う。
最初はPoppin HyunJoon※だけが僕にとってのスーパースターだったよ。(笑い)
※2000年代からメディアへの露出が多かった韓国Popper
15歳くらいのころから、
Boogaloo KinにPoppingとブガルーを教わり始めたんだ。
YouTubeで彼を見かけて、
その上手さに驚いてレッスンに直行したよ。
《ダンス仲間との出会い》
実は、Hozinとはその頃くらいからの仲だ。
一晩中一緒に練習して、
次の日は学校にいけないこともあった。(笑い)
Hoanに会ったのは2007年。
高校生のころくらいに、HozinたちとReal Marvelousっていうクルーを組んで、
知名度をあげていっていた時だった。
Hoanとは何故だか最初から一緒にいて居心地がよかった。
そして練習を重ねていくうちに、どちらもが同じ目標を持っていることに気が付いた。
「Electric Boogaloos※がかっこいい、あんな風になりたい」っていう目標だ。
※Poppingを世界的に広めたグループ
だから、2011年にチームを組んだんだ。それがMo'Higher。
組んだ頃はCrazy Kyo&Poppin Jのタッグがかなり活躍していた時期でもあった。
その2人に憧れを持ちつつMo'Higherを結成したよ。
≪ダンスの練習について≫
初めの5年間は休まず練習していた。
もし休むと、その間に誰かが練習して
僕より上手くなっちゃうような気がして。
スランプや気分が乗らないときもずっと練習していたよ。
だけど2012、2013年くらいから何か違和感を感じてきた。
だって、気分が乗らないときに踊るダンスは
良いダンスじゃない。
それにやっぱり気分が上がらないんだ。
だから、踊りたくないときは休んで
踊りたいときに踊るようになった。
《好きなスタイルは…》
1番好きなスタイルはブガルーだ。
学べば学ぶほど、
OGや先輩のダンサーが
遠くなるような気がするスタイルなんだ。(笑い)
ヒストリーや知識を得れば得るほど、
彼らのすごさが理解できて、
尊敬の念が増す。
《パペットスタイルを極めたきっかけ》
パペットに関しては、
Gucchon, Walidから影響を受けたかな。
「Gucchonがパペットスタイルを教える」っていう動画がYouTubeにあってさ。
それを見たときに、Gucchonがスキルフにパペットを踊っていたんだ。
それまで僕は、パペットってもっと単純なものかと思っていたんだけど、
Gucchonがまるで本当の人形のように踊っていることにびっくりした。
ダンスっていうのは、
インスピレーションを受けて、
自分で咀嚼することが大切だ。
自分の体ならどんなふうに表現できるか、
自分の想像力を働かせるんだ。
《若いダンサーへメッセージ》
みんなが違う人格、意見を持っている。
だから何かを強いるようなことはしない。
ただ自分のしたいことをしてほしい。
僕が思う一番大切なことは、
「Popping、Boogalooを踊れる」って言うなら
しっかりと歴史や知識を蓄えることだ。
そうすれば踊り方にも方向性が見いだせる。
難しそうに見えても諦めないで。
楽しんで挑戦していってほしい。
段々と体が慣れて、出来るようになっていくから。
ーーーーーーーー〈終わり〉ーーーーーーーーー
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