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Poppin J - 良いダンサーになるには良い人間であれ

韓国の伝説的ダンサーで、World Fame Usに所属するPoppin Jの
2015年当時のインタビューです。

▽該当動画

▽このノートで主に学べること
1.Poppin J がダンスを始めたきっかけ
2.踊っている時に大切なこと
3.ダンサーへのメッセージ

※話す内容の順番を入れ替えている場合がございます。
あらかじめご了承ください。

※プロの翻訳家ではないため、
分かりにくい表現があることもございます。ご容赦ください。

ーーーーーーー〈インタビュー〉ーーーーーーー

やあ、韓国のPoppin Jだ。

《ダンスを始めたきっかけ》

15歳か16歳の学生の時、
友達がPoppingの映像を見せてくれたんだ。

その時はなんだか分からなかったけど、
ただ凄くてかっこいいと思い魅了された。
だからとにかく映像の真似をしたり、
地元でダンスをしている人を探したりした。
それがダンスを始めたきっかけだったよ。

《影響を与えてくれた人は?》

影響をくれた人はたくさんいる。

地元でダンスを始めた当初は、
友達やクルーメイトにも支えられた。

外国のかっこいいダンサーからも感化されてきた。
Electric Boogaloosや日本のダンサー、
ヨーロッパにもいいダンサーがいる。

彼らに会うと、影響を受けるんだ。

ずっとかっこいいダンサーになることを夢見て、
EB、WalidなどのOGに会って
たくさんのことを学んで刺激を受けたよ。

もちろん韓国のダンサーもね。
別に上手くなくても、影響を受ける。
だって僕たちはそれぞれ違う人だから。
違う人なら、踊りも違う。

《踊っている時に大切なことは?》

ぼくにとって一番大切なのは音楽だ。

音楽を聴けば、
その音楽のフィーリングを感じ取れるし、
音楽がムーブを創り出してくれる。

僕にとっては音楽と、
自分自身のキャラクターが一番大事だ。

ただ、ずっと踊り続けていくのは難しいよね。

そして人生も山あり谷ありだ。

僕は若いころはお金がなかったけど、
それでもダンスがしたかったんだ。

まあ僕としては、お金のことは気にしないで
ダンスが踊れれば良いと思っていた。

だから若いころは別に辛い思い出ばかりじゃないよ。
ダンスを目一杯出来た最高の時だった。

≪Poppingを続けている年数は…≫

18年間Poppingだけを踊っているよ。
時々、楽しむ程度にLockingとかBreakingをやることはあるけど
基本的にはPoppingに焦点を当てている。

他のPopperのダンススタイルを見ることも好きなんだ。
だって、僕とは違うフィーリングや動き、音楽との繋がりを発見できるからね。

サイファーをするときは、他の人のダンスを見て
踊り方を少しずつ変えるようにしてみている。
他の人から学ぶ、ということを大切にしているんだ。

≪ダンサーへメッセージ≫

まずは音楽を愛そう。
そして人と踊っている時間を楽しもう。
有名になること、お金を稼ぐことを
気にしすぎるのはいけない。
楽しんで踊っていれば、お金や名声はついてくるよ。
ダンスが第一に来るようにね。

スキーターからもらった言葉を言うとするね。
「もし良いダンサーになりたいなら、
まず良い人間でありなさい。」

ダンサーっていうのはただの踊る機械じゃないだろう。
僕らは人間だ。
だから、まず良い人間であるようにしよう。
そしてダンスもかっこよくしていこう。


ーーーーーーーー〈終わり〉ーーーーーーーーー

最後まで読んで頂きありがとうございます。
もし翻訳希望のダンサーがいましたら、コメントにお願いいたします。
優先的に対応いたします。

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どうぞよろしくお願いいたします。

さて、次回のインタビューでは、
2020年に急遽中止となってしまった、
あの世界的大会Juste Deboutをオーガナイズしていたダンサーのインタビューです。
どうぞお楽しみに!

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