何の実績もスキルもない私たちはnoteに何を書いたらいいのか

noteが盛り上がってますね。起業家の方やベンチャー企業の方々などがこぞって始めているイメージがあります。(実際にどうかはわかりません)

ブログはアフィリエイト目的のものであふれかえっている中でnoteのような純粋なコンテンツ勝負の内容は貴重です。


じゃあ自分が人の役に立つようなコンテンツを書けるのか?と言われるとコレがなかなか難しい。書きたいことやネタはあっても文章にまとめる段階になるとうまくいきません。あと、私の場合は会社のWebサイト上でブログも書いているので、ブログとの違いを見せるのも難しさを感じます。コンサルタントとしての専門領域はブログに書いています。


私自身、まだまだ実績があるわけではありません。起業したといっても一人会社。属人型のビジネスから脱却できていない状態です。

noteをはじめたはいいけど、何を書いたらいいのかわからないという私のような方は少ない気がします(違っていたらごめんなさい)。

私が6月からいくつか記事を書いてみて感じているのは、何も実績がない、特別な経験・体験もない人たちは、自分をコンテンツ化するのが一番いいのだと思います。

それほど大きな失敗経験や成功体験でなくても、生きていれば多少の感情の浮き沈みはあると思います。そのときのことをまとめるだけでも自分のコンテンツ化の第一歩ではないでしょうか。

私の全然読まれていないnoteの投稿の中でも、PV数、コメント数、いいね数ともに一番多かったのは自分をコンテンツにした「『とりあえず起業』で地獄をみた話」です。


自分をコンテンツにするということは、自分をカッコよく見せるよりも、自分の失敗や感情が大きく揺さぶられた瞬間をさらけ出すことだと思います。なんというか、人間臭さをだすみたいなことだと思うのです。


自分をネタにすることに抵抗感がある人は無理にやる必要はないと思いますが、私自身の経験で言えば、書いているうちに徐々に自分の心情が整理されていきます。過去に起きた出来事とそのときの自分の感情が少し客観的に観察できるようになってきます。これがけっこういい体験です。
すっごい気持ちが沈んだ時代も、今振り返ってみると沈んだ原因は大したことではなかったり、沈む理由に傾向があることがわかったり。

物語の主人公も最初から順風満帆ってことはほとんどなくて、なんらかの困難があって、気持ちの浮き沈みがありながらも困難を乗り越えて目的を果たすわけですから、人間は根源的に他者の感情の浮き沈みや困難にぶつかる瞬間を見るのが好きなのかもしれません。


というわけで私のnoteもこれからはもう少し自分をネタにしていこうかなと思います。そのネタもすぐに切れそうな気もしなくもないですが。

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